犯罪者を捕まえて町を守る警察は、市民の大きな味方である。なかには悪行を取り締まるだけでなく、犯罪に遭った犠牲者の心のケアにまで気を配る署もあるという。

そんな、不運にも強盗に押し入られてしまった93歳のおじいちゃんを気遣い、地元警官が慰問してピアノを演奏。ネットユーザーから「その腕前が素晴らしい!」と、感動の声が上がっているのである。

・93歳のおじいちゃんを慰問した警察官

英ノッティンガムシャーのマンスフィールド警察署が、93歳のおじいちゃんを警官二人が訪れた時の動画をFacebookに投稿。

おじいちゃん宅にはピアノがあり、ショパンの楽譜が広げられていたことに気づいた警官の一人が、「亡くなった祖母もショパンが好きだったんです! 私はピアノを弾けますよ」と伝えたのだとか。

・ピアノの腕前が素晴らしすぎる!

すると、おじいちゃんが二人を家の中に招き入れ、警官がピアノを弾き始めたのである。その様子を撮影した動画を見ると、彼が演奏しているのはショパンの名曲「ノクターン第2番変ホ長調」。少しトーンが物悲し気だが、とにかく旋律が美しい楽曲である。

そして、気になる警官のピアノの腕前だが、思わず息を呑むほどの素晴らしさでビックリ! その美しい音色に耳を傾けていたおじいちゃんは自分がピアノを弾いているかのように指を動かし、心までもすっかり動かされてしまった様子。

・おじいちゃんも演奏に感動!

こうして警官は、一つも間違えることなく見事にショパンを弾きこなし、おじいちゃんは拍手をして「素晴らしい」と感想を伝えていた。

きっと、強盗に押し入られて怖い思いをしたであろうおじいちゃんは、美しいピアノの旋律に心を癒されたのではないだろうか。

警官というとマッチョで近寄り難い印象があるが、そんな警官に繊細な一面を見せられるとグっと来てしまいそうだ。特に女性のネットユーザーがメロメロになっていた模様で、Facebookのコメント欄には数多くのハートマークが寄せられていた。

参照元:Facebook @Mansfield Police
執筆:Nekolas

▼93歳のおじいちゃんのために英警官がピアノの腕前を披露!