ここ数カ月で急速な盛り上がりを見せている「Peing」をみなさんご存じだろうか? 以前の記事でもご紹介したが、Twitterユーザー宛てに匿名で質問ができるTwitter連動型サービスである。

2017年1月17日、そんなPeingの公式Twitterが14万人以上を公開処刑した。Peingの発表によれば、自分宛てに送られた質問は30万件以上、人数にして14万人オーバー! 中には自分宛てに100問以上の質問を送った猛者までいるというから “ネットの闇” としか言いようがない。

・キレキレの公式Twitter

Peing公式Twitterの歯に衣着せぬ物言いは、すでに一部で話題になっていた。例えば「質問が来ない」と言うユーザーに対しては、以下のように一刀両断している。


「質問箱を設置したのに質問が1つも来ないという苦情が届いておりますがフォロワー1000人いたとして必ずしも質問が来るわけではありません。質問を貰えるよう日頃から魅力的なツイッターを心掛けましょう」


そんなPeing公式Twitterが、「お知らせ」と題し話題を呼んでいるのが以下のツイートだ。


「昨日30万もの自作自演による質問があったことをご報告しました。分析してみると自作自演をしていた人の数としては14万人以上でした。うち約120人が100問も自分に質問を送っていました」


……! じゅ、14万人以上が自作自演していただと……? 確かに質問が来なくて寂しい気持ちはわかるが、これはこっ恥ずかしい! こんなことを明かされたら、きっとその14万人は顔が真っ赤になってしまうことだろう。

しかも「自分に100問以上質問していた人が約120人」とは、もはや狂気を感じずにはいられない。その人がどんな気持ちで質問し、どんな気持ちで解答していたか考えると……! あふれる涙をこらえきれないのは記者だけだろうか?

なお、その中には自作自演ではなく「自問自答」として利用しているユーザーもいるようだ。Peing公式Twitterも「誤認識でしたのでお詫び申し上げます」と投稿している。

ともあれ、ネットの闇を感じずにはいられない今回の事案。Peing公式Twitterの言う通り、質問が欲しいなら「日頃から魅力的なツイッターを心掛ける」しかないのだろう。

参照元:Twitter @Peing_net
執筆:P.K.サンジュン

▼うーむ、闇だ。

▼「自作自演」については謝罪している。「自問自答」だ。

▼ちなみに記者は今のところ、自問自答せずに済んでいる。