ほとんど毎日、どこかしらの100円ショップに出向くようになってから、とあることに気がついた。それは「Can Do(キャンドゥ)、ガジェットに強い説」である。つい先日に紹介した『スマホ三脚』も実に見事な逸品であった。そしてまたひとつ……

今回ご紹介したいのは、けっこう前からキャンドゥで売られている『スマホで広角&マクロレンズ』である。ダイソーでもセリアでも単品の「広角レンズ」や「マクロレンズ」は見かけるが、「広角レンズとマクロレンズのセット」は見た記憶がない。広くも撮れるし、接写もできる。それでいて100円とは……その実力や、いかに!?

・100円なのにキャップとポーチが入っている

パッケージの中には、広角レンズ&マクロレンズが一体になったクリップと、レンズキャップ、そしてポーチ(収納袋)が入っている。100円なのにキャップとポーチが入っているなんて……! ともあれ、そんなことよりも気になるのは「写り」である。


・超接写レンズ(マクロレンズ)

まずは超接写の「マクロレンズ」から検証だ。「WIDE」と書かれた広角側のレンズだけをシュルシュルと回して外すと、「MACRO」と書かれたレンズだけが残る。

これをスマホに取り付けて、まずは以前にも話題になった「年賀状の隠しメッセージ」を見てみると……


まっ……


まじかーーーーーーッ!!


まじで「あけまして おめでとうございます」って書いてあるーーーーッ!! ……と、感動するのはそこではくて、バッチリ接写ができたという事実であろう。

ほかにも、硬貨や紙幣……

あるいは顔面を接写してみても……

まったく問題なく接写できる。マクロレンズとしての役割は完璧だ!


・広角レンズ(ワイドレンズ)

続いては広角。さきほど外した「0.67X WIDE」のレンズをキュルキュルと回し付ければOKだ。ちなみに「0.67x」という数字は、よく「スマホ用セルカレンズ(自撮りレンズ)」として売られている商品と同じ数値。ためしにインカメラにしてみると……

たしかに広い。自然と広い。比較撮影してみても……




たしかに広く撮れている。自撮りレンズとしての役割もバッチリだ!


・大きさ&軽さも良い

ちなみに私は常日頃から、2種類の広角レンズを持ち歩いている。ひとつは広角0.4x。もう一つは超広角0.36xなのだが、それらに比べて本体サイズが圧倒的に小さい&軽いのも非常に嬉しいポイントだ。

もちろん広角の範囲は上記のハイスペックなレンズより劣るものの、自撮りくらいの用途であれば、0.67xさえあれば十分だ。どのくらい違うのかは、比較画像も用意したので参考にしてほしい。やはりキャンドゥは、ガジェット商品に強いのかも?

Report:100均研究家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼こんな感じで固定アングルから比較してみたよ

▼一気にどうぞ

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