皆さん、今年は年賀状を何枚もらっただろうか? 近頃はLINEやメールで新年の挨拶をすることが一般的になり、年賀状を書かなくなったという人も多いはず。それでも年賀状が届くと嬉しいものである。

その年賀状をよく見て欲しい。特に切手を貼る部分に犬が描かれており、鼻の部分が富士山になっている年賀状(犬のフジさん)を持っている人は要チェックだ。それをよくよく見て見ると……小さな文字が隠されているじゃないか! そこに書いてあることとは!?

・マクロレンズで見てみると……

この小さな秘密は、公益財団法人 日本郵趣協会のTwitter アカウント(@kitteclub)でも紹介されている。そのツイートによると……

「イヌのフジさんの年賀はがきには、犬の鼻に「フじ」(富士)の文字が隠されています。消印の犬の足跡の爪には「FUJI」(富士)があり、下の部分にはマイクロ文字で「あけましておめでとうございます」が隠されています」

──という。実際に私(佐藤)が受けとった年賀状を見てみたところ……


何か書いてある? だけど、老眼が始まったオジサンの私には、全然見えない。

iPhoneで撮影して拡大すると……


あ! 犬の足跡だと思っていたものが、富士山! しかも、爪先部分には逆さまに「FUJI」とある!! これだけでも十分にスゴイのだがッ!?

2018の上に……。


「あけまして」「おめでとうございます」

とある! マジかーーーーッ! こんなの見えない、絶対に見えない。老眼でなくても目視はムリだ。

だが、秘密の文字はこれだけではなかった。日本郵便の「2018(平成30)年用年賀葉書のデザイン」を見てみると、他にも隠された言葉があった。

まず、料額印面部分。犬の顔の部分に「フ」と「じ」


そして葉書下部の中央、くじ部分にも「ふ」と「じ」


マジかよ! こんなの誰にも気づかれないだろ。ちなみに、これは切手デザイナーの星山理佳(ほしやま あやか)氏の手掛けたものだそう。まさか、こんな秘密があったとは……。これもまた、年賀状ならではの遊び心。受け取った年賀状を今一度たしかめて欲しい。意外な言葉が隠されているぞ。

参照元:Twitter @kitteclub、日本郵政「2018(平成30)年用年賀葉書のデザイン」(PDF
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24