2018年1月3日、地上波で初めて大ヒットアニメ映画『君の名は。』が放送された。おそらく初めて見た人の多くが、もう一度見たいと思ったはずである。

私(佐藤)もそのひとりだ。内容に感動したことも、もう一度見たい理由のひとつではあるが、ところどころ「どういうこと?」と感じる場面があった。やや混乱した人のために、とても役立つ図解を制作した人がいる。その図解とは、物語の進行を「路線図」にしたものだ。これはわかり易い!

・人物とイベントの流れ

この路線図を作ったのは、フリーライターの西村まさゆき氏である。彼は過去に、料理の制作工程を路線図にしてわかり易く紹介している。同じ発想で、『君の名は。』の2人の主人公(立花瀧・宮水三葉)の動向と、物語上のイベントを路線図として表現した。

・「立花瀧線」と「宮水三葉線」

おそらく本作を初めて見た人は、途中で何度か混乱したはずである。瀧と三葉が入れ替わることで、どっちがどっちになったのか、判別が怪しくなった場面があるだろう。しかしこれを見ると一目瞭然。「立花瀧線」と「宮水三葉線」の流れを追えば、一発でわかる。

・これを踏まえてもう一度

ただしこの路線図には時間軸がなく、あくまでも瀧がいる東京の時間の流れで描かれている。その点を留意して頂きたい。これを踏まえてもう一度作品を見返せば、混乱を避けることができるだろう。初見で混乱した人は、参考にして欲しい。

参照元:Twitter @tokyo26デイリーポータルZ
イラスト:西村まさゆき, used with permission.
執筆:佐藤英典