もうすぐクリスマスがやって来るが、親御さん達は子供が欲しがるプレゼントの買い物や準備に大忙しではないだろうか。やはり、キッズがサンタクロースにお願いする物はオモチャが定番だと思うが、なかには全く違う物を望む子供もいるようだ。

というのも、ある児童がサンタ宛てに書いた手紙の内容にショックを受けた教師が、その件をSNSに投稿して話題になっている。手紙に書かれている内容を知ったら、どれだけ自分が恵まれているか痛感してしまうに違いない……。

・ある子供が書いたサンタ宛ての手紙が悲しすぎる……

米テキサス州エディンバーグのモンテ・クリスト小学校に教師として勤務するルース・エルピリクエタさんが、自身のFacebookページに自分の生徒がサンタ宛てに書いた手紙の画像を投稿。

手紙用の紙には、すでに「Dear Santa Claus:親愛なるサンタクロースへ」とプリントしてあり、その後に続けて、子供が好きなメッセージやお願い事を書き込むようになっている。では、一体どんな内容かというと……。

「最近、良い子にしています。今年のクリスマスはボールと食べ物が欲しいです。あと毛布も必要です

と書かれていたのである。これを見たルースさんは、胸が張り裂けそうになったという。

「生徒がオモチャの代わりに、私達が当たり前に思っている食べ物や毛布を欲しがるなんて悲しくなるわ。少なくとも一つは願いを叶えてあげたい」

とコメントを綴っている。

・寄付を申し出るネットユーザーが多数に!

このルースさんの投稿を見て、心を動かされたネットユーザーの中には寄付や献金を申し出る人もいて、嬉しいことに、この生徒の元にはちゃんとサンタさんがやって来てくれそうである。

ちなみに筆者の甥&姪っ子がサンタクロース宛の手紙でお願いしていたのは、子供用のメイクアップセットとツムツムのぬいぐるみ、ゴーカートとラジコンカー。いかにも子供らしいリクエストだし、本来ならこうあるべきである。

世界中の子供達が、食べ物や毛布を望まなくても済むような世の中がやって来ることを、筆者はサンタクロースにお願いしたいと思う。

参照元:Facebook @Ruth Espiricueta
執筆:Nekolas