スマホ全盛のこのご時世。そんなスマホ生活を快適にするアプリだが、気に入っていたアプリが突然の仕様変更で使いにくくなるのはよくあることだ。

仕様が変更されて1年以上経つのに、未だに「元に戻せ」という声が絶えないのがTwitterの『いいね』のタイムライン表示。そんな不評な仕様について、ついにTwitterが動いた! ……のだが、そういうことじゃねえんだよー!!

・現在の『いいね』に対するユーザーの不満

以前はフォロワーのタイムラインに表示されなかった『いいね』。そのため、ユーザーの間では、リツイートは「広めたいもの」で、『いいね』は「後で個人的に見たいメモ」といったように、住み分けができていたように思う。

だが、仕様変更によりフォロワーのタイムラインに表示されるようになってからは、「リツイートとどう違うんだ!」という声もあがっている。要するに、自分の『いいね』は外に見られたくないと思っている人も多い

・ついに仕様変更

この仕様について、2017年12月20日、Twitter がついに重い腰を上げた。タイムライン表示の仕様を変更することをツイートしたのである。ついに、かつての『いいね』が戻って来るのか? ツイートの内容は下記の通り。

Twitter Japan「[いいね] の表示がタイムライン上でコントロールしやすくなります。自分がフォローしている方が [いいね]を押したアカウントを自分がフォローしていない場合、 [ツイートに興味がない] をタップし、 [いいね] の表示を減らす、もしくは [ツイートの表示を減らす] を選択できるようになります」

──簡単に言うと、「フォロワー外のツイートなら非表示にできるようになる」らしい。これに対してTwitter民からは以下のような声が上がっている。

・Twitter民の反応

「そうじゃなくて、自分がいいねしたやつを他の人に見られたくないのです」
「皆の要望は「他人のイイネを見たくない」ではなく「自分のイイネを見せたくない」です」
「いいねが表示されない元の状態に戻すか、あるいは「表示しない」「表示させない」を選択できるようにして欲しいです」
「RTがあるんだから、いいねは全て非表示で良いです」
「だから違うんだなぁ…」
「あくまで利用者にニーズに応えるおつもりはないようで、残念です」
「まるでニコニコ運営だ…」
「減らすじゃなくてoffにできるようにしてください」

──「そうじゃないんだよなあ……」というツッコミの嵐だった。私(中澤)はもはや、タイムラインをほとんど見ないのだが、現在の『いいね』とリツイートは確かに使い分ける意味はないような気がする。はたして、『いいね』がかつての姿を取り戻す日は来るのか? 生暖かい目で見守りたい。

参照元:Twitter @TwitterJP
執筆:中澤星児

▼そういうことじゃないんだな