しばれる冬の自炊メシといえば、今も昔も鍋である。なにせ簡単。具材を入れて、つゆ入れて、あとはグツグツ煮るだけだ。だが、毎日のように鍋となると、どうしてもいつかは飽きてしまう……のであるが、今回紹介する鍋レシピは一味も二味も違う。

飽きないのだ。なぜか食い終えたら「また明日も……」となるのだ。あまりにも飽きないので、何かヤバいモノでも入っているんじゃ? と勘ぐるくらいにヤバイのだ。本当にヤバイ。ブッ飛ぶくらいヤバイ。料理名はまだないので、「羽鳥ちゃんこ(仮)」と名付けたい。

・羽鳥ちゃんこの具材(1〜2人前)★は必須


豚肉:200gくらい → しゃぶしゃぶ用を推薦。1人で200くらいペロリだ。
・魚:適量 → あると贅沢だけど、なくてもいい
白菜:適量 → ガッツリ入れよう
大根:適量 → 味噌味シミシミが激ウマ!
・人参:適量 → 彩りにも良し
・長ねぎ:適量 → たくさん入れると甘くなる。甘さ調節用だ
・豆腐:適量 → あると嬉しいね
きのこ:適量 → 出汁にもなるし、入れたほうが美味い
日本酒:200ml → 必須
お湯:200〜250ml → 調節しつつ
ほんだし:適量 → めんどうなので顆粒のでいい
だし入り味噌:大さじで山盛り1くらい → ふつうのでいい。私は「マルコメ」を使用。
赤だし味噌:大さじで山盛り1くらい → 違う種類のみそを合わせるのがポイント
にんにくおろし:小さじで山盛り1くらい → 超ポイント。私は瓶詰めのを使用。
ゆずとうがらし(ペースト状):小さじで山盛り1〜1.5くらい → 必須。カルディとかで売ってる。
すりごま:適量 → 超ポイント。これがないと始まらない。
ゆずこしょう:適量 → できるだけ上質なものを選んだほうがブッ飛ぶ。


・羽鳥ちゃんこのつくりかた

その1:肉(魚)以外の具材を、ぜんぶ鍋に入れる

その2:日本酒を入れる

その3:約200mlのお湯に「ほんだし、みそ、赤だし味噌、にんにくおろし、ゆずとうがらし」の5点セットを入れて、コネコネ混ぜて、鍋に入れて火をつける

その4:一度では溶けないと思うので、グツグツの汁を使いながら、丁寧に溶かす

その5:あるていど煮込まれたら、野菜のかさも減ってくるので、肉(魚)を全部入れてグツグツ

その6:最後に、すりごまをドバーッと入れてグツグツ。おわり!



なお、ゆずこしょうは、薬味的に小皿などに入れておこう。

・気になるお味は?

まずは、どんな味がするのかをテンション高めに説明しておこう。

濃厚かつ複雑なみそ味!! 汁だけ飲むと「濃厚ラーメンかよ!」ってほど! そしてピリリと辛い!! と思いきや、野菜の出汁で甘さもキテる!! ていうか豚肉のワイルドな出汁もヤバイ! なのに「ゆず風味」が爽やか! さらに「ごま」の香ばしい味が加わり……もうなんだかよくわからない!! てな感じだ。



・悶絶必至の食べ方

また、絶対に試して欲しいオススメの食べ方もある。味の染みた豚肉と、くたくたになった白菜に、耳かき1さじ程度の ゆずこしょう をのせて……パクッ! すると……

ッッッッッッッックゥ〜〜〜〜〜〜!! 爽快&ピリ辛&ジューシー&うま味の四重奏キターーーッ!! と悶絶することマチガイナシ。「豚肉、白菜、ゆずこしょう」の3点セット、これは絶対に忘れてはならない。ごはんにチョンチョンしてもGOODだぞ。


・研究開発の末に完成した究極の味噌鍋

今冬の私は、自炊できるチャンスがあれば9割がたの確率で「鍋」を作っていた。最初は醤油味を攻めていたが、ある時からミソになり、改良に改良を重ね……「もうこれ以上はないだろう!」というレベルにまで磨き上げた。それがこの羽鳥ちゃんこだ。

ひとくち食べたその瞬間、おそらく誰もが「なんだこれは……」と昇天するはず。もしかしたら、あまりの美味さに号泣するかも。ようするに、ブッ飛ぶ。つまるところ自信作だ。とは言えど、ヤバイものは入っていないので、ぜひともトライしてほしい。

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼音も香りも感じるGIFアニメ

▼シミシミの大根さんも美味い〜〜〜!

▼お好みでお魚もどうぞ

▼3点セットに、しめじ等を加えても好(ハオ)だ!

▼ごちそうさまでした! また明日も作ろう……

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