最近、ファミリーマートがやけにアツい。コンビニのシェアNo.1と言えばセブンイレブンだが、台湾好きのあなたならファミマの動向に注目しているはずだ。だって台湾グルメ推しなんだもの! 台北市とのコラボスイーツおにぎりなどが販売されたのは、ロケットニュースでもお伝えしたとおりだ。

そして、2017年12月12日。っぃに……ついに! 台湾風弁当が発売されたのだ! みんな大好き「ルーロー飯」。今回は どう仕上がっているのか、実際に食べてみた!!

・ファミマの「ルーロー飯」

“わっぱ” のような楕円のお弁当箱に入った「ルーロー飯(台湾風煮込み豚肉ごはん / 税込398円)」。

敷き詰められたご飯の上に、魯肉(ルーロー)こと台湾風豚バラ煮込みがドン! カットされたゆで卵、そしてそぼろは鶏肉だ。菜っ葉とタクアンが載っているところがイイネ! 台湾鉄道弁当を思わせるビジュアルである。

・温めると「台湾の香り」が充満!!

さっそく購入して温めてもらったところ、台湾の香りがプ~ン! あの八角をベースにした独特の香りが店内に充満したのだ。前回の「ルーロー飯おにぎり」もなかなか良い味わいだったので、これは期待できるぞ。まずは魯肉をパクッ。

あああああああ、台湾んんんんん! 

日本向けなだけあり、さすがに本場より香辛料は控えめ。しかし一口食べただけでルーロー飯と判別できる味! 私(沢井)としては「もっと八角臭がキツくてもエエんやで」と思うが、おにぎりのときより一層、現地の味に近い気がする。これは好(ハオ)だ。

小松菜とタクアンのそっけない感じが好感度高し。なお卵は「茶葉蛋(チャーイエダン)」ではなく醤油漬け。茶葉蛋は好き嫌いがハッキリ分かれるので、無難な選択だろう。でも悪くはない。

ただ、個人的に残念だったのは鶏そぼろの味だ。醤油の味がかなり強いタイプ。魯肉→甘辛醤油、ゆで卵→醤油ときているので変化が欲しかった気もする。もし、鶏そぼろが嘉義の鶏肉飯みたいなあっさり系だったら100点中1000点だったなぁ!

・小さめサイズが台湾流!?

そんなファミマのルーロー飯は、両手に収まるくらいにプチサイズ。これだけでは物足りない人も多いだろう。しかし、台湾人の友人によると「そもそもルーロー飯は、それだけでお腹いっぱいにするものではない」のだとか。おやつや夜食に、ちょこっと食べるファストフードであり、食事にするときは必ず何か別のものも頼むそう。

ふむふむ、確かに屋台のルーロー飯は小さなお茶碗に入って出て来るもんなぁ。この小さめサイズも台湾流!? そんなルーロー飯は鹿児島と宮崎をのぞく全国のファミマで発売中。日本はメチャクチャ寒いけど、食べれば気分だけでも台湾かもしれない。

参考リンク:ファミリーマート『ルーロー飯(台湾風煮込み豚肉ごはん)』
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼ファミマのルーロー飯、けっこう小さい

▼でも満足度は高め

▼カロリーは500kcalポッキリだったよ!