食べ盛りの学生にとって、生活の味方である学食。いつもお腹を空かせていた学生時代、私(中澤)もずいぶんと学食のお世話になったものである。

とある用事で明治大学を訪れた時、そんな時代を思い出し、昼ごはんは学食で食べることにした。懐かしい大学の雰囲気。カレーライスでも食べるか……って、なんじゃこりゃあ! カレーが海みたいになっとるやないかーーーーい!!

・お洒落な学食

訪れたのは、JR御茶ノ水駅にある明治大学駿河台キャンパス。いくつかのビルで形成されているこのキャンパスの中で、学食はリバティタワーの17階にある。

行ってみると、入り口に「スカイラウンジ 暁」の文字。眺めの良い展望台のような学食に差し込む午後の光……やだ、超お洒落。私が通っていた大学の学食のような仄暗い感じが一切ない。

メニューも、ペペロンチーノ(380円)とか鮭ハラス丼(460円)とかトルコランチ(500円)とか、普通に食べたいものがある。さすが都会の大学だ。……と、その時! 信じられない貼り紙が目に飛び込んで来た。そこにはこう書かれていたのである。「カレーライスなんと¥310 → ¥210」と。

・衝撃のメニュー

バ、バカな!? 310円でも十分安いのに210円だと!? どうやら、この価格は11月6日から10日までのタイムサービス(15時から18時30分)であるようだ。それにしたって「なんと」とかそんなレベル超えちゃってるよ! むしろ北斗だよ!! だがしかし、よく見ると、もっと衝撃のメニューを発見した。

そのメニューとは爆盛りである。超ド級の器に並々と注がれたトリプルカレーが540円、トリプルタンメンは650円。さらには「ぜひ、一度チャレンジしてみて下さい」という貼り紙。売られたケンカは買う主義だ。というわけで、トリプルカレーを注文することに。

・厨房に漂う異常な空気

とはいえ、モデルでは対比するものがないため、いまいちサイズ感が分からなかった。名前から考えるに普通のカレーの3倍なのだろうが、まず普通のカレーがどれくらいの量かが分からない。そんなことを考えていると、厨房に明らかに異常な空気感が漂い出した。

おばちゃんが一生懸命お盆にご飯を盛り始めたのである。ど、どうしたんだ? それはお盆だぞおばちゃん。皿をのせるものにそんなことしちゃダメじゃないか。

・おばちゃんの奇行

しかし、そんな奇行を一切無視する厨房のオッサンたち。声を上げようとしたその時、おばちゃんはお盆にカレーをぶっかけた! だから、お盆にそんなことしちゃ……ハッ!!

節子……それ、お盆やない。トリプルカレーや。そして、おばちゃんはそんなお盆カレーを重そうに手渡してきた。海やないかーーーーーーーーーーーーい! 

・高コスパ

味はいたって普通のカレーといった感じだが、レトルトらしさはなかった。この価格設定を考えると、かなり高コスパである。っていうか、この量が540円とか狂気しか感じない。

お洒落さと爆盛りとコスパを併せ持つ明治大学の学食。もはや学食を食べるために大学に通うレベルである。私の大学の学食もこんなんだったらもっと真面目に大学に通ってたかもしれない。

取材協力:明治大学
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼節子……それ、お盆やない。トリプルカレーや。

▼なんとか食べきることができた

▼眺めも最高である

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