神奈川県座間市のアパート1室から9人の遺体が発見された。2017年10月31日、警察はこの部屋に住む白石隆浩容疑者を死体遺棄容疑で逮捕。世間に大きな衝撃が走っている。

だが、もっと衝撃を受けたのは隣に住んでいた人だろう。なにしろ、殺人鬼と壁1枚隔て住んでいたことが分かったのだから、洒落にならない。そんな本事件の隣人らしき人物が、事故物件サイト『大島てる』に物件情報を書き込んでいる。生々しい恐怖がそこにはあった。

・アパートの1室で遺体を切断

時事通信によると、遺体は女性8人と男性1人。白石容疑者は殺害して遺体を切断したと話し、「証拠隠滅の意思でやったことに間違いありません」と供述しているという。そんな事件について隣人が「大島てる」に書き込んだコメントが以下である。

・隣人の証言

「自殺サイト絡みの複数の遺体発見シーバスハイム2階にて事件公になる前から隣の部屋に居住中妙な異臭が隣の部屋から漂う気配を感じましたところ、しばらくして外部の動きを感じた処警察関係者多く来ておりテレビ報道を見て大変驚いています。

即急に引っ越しの手配を進めており皆様もくれぐれもこのような物件には立ち入る事のないように願います」

──「妙な異臭」などはとても生々しい。しかし、アパートの壁1枚隔てた隣で遺体の切断が行われているなんて誰が想像できるだろうか。

まるで『世にも奇妙な物語』などで描かれそうな話だが、これは事実。事実は小説より奇なりである。引っ越しの手配を進めているとのことなので、コメントを書いた人が一刻も早く引っ越しできることを祈るばかりだ。

参照元:大島てる時事通信
執筆:中澤星児
イラスト:Rocketnews24.