謎肉10倍」や「白い謎肉」「黒歴史トリオ」などなど、日本屈指のオモシロキャンペーンを繰り出すことでお馴染みの日清食品。2017年10月16日、その日清が日清食品グループオンラインストアにて「NISSIN MANGA(日清マンガ)」を公開した。

日清によれば「気鋭作家陣の漫画が読める新コンテンツ」とのことだが、記念すべき第1回に公開された『名探偵 呂布』は、控えめに言っても「頭がおかしい」いや……「日清がおかしい」と言わざるを得ない内容となっている。まさに……カオスだ。

・新コンテンツを公開

昨年、2016年9月に誕生した日清食品グループオンラインストア。その名の通り、日清食品の通販サイトだ。日清は今回の「NISSIN MANGA」について、


「ユニークなコンテンツや商品企画を通じて、楽しさと驚きにあふれるブランドコミュニケーションプラットフォームを目指していきます。

日清食品グループオンラインストアらしく “インスタントラーメン” や “麺” にちなんだネタやテーマを取り入れた作品を不定期で掲載する予定です」


……としている。その心意気は良いが、第1作として公開された『名探偵 呂布』はなかなかのぶっ飛び具合で「こっち系の漫画がバリバリ公開されるのか……!」と思うと、少々不安になってくる内容なのだ。

・漫画の内容より……

『名探偵 呂布』を手掛けるのは長沢克泰うどん氏。内容は劇画タッチのギャグ漫画で、主人公の呂布が筋力で難事件を解決していく探偵漫画となっている。作品についてはぜひご自身でご確認いただきたいが、内容はまあイイ。問題はこの作品が「超一流企業・日清の公式コンテンツ」として公開されていることだ。

冒頭でもお伝えした通り、これまで数々のオモシロプロモーションを展開してきた日清。なので今さら驚くことでもないのかもしれないが、漫画を読むと「あ、やっぱり日清っておかしいんだな」と改めて思わざるを得ない。逆に守りに入らない姿勢は実にアッパレである。

過去を振り返れば、20年以上前に公開された珍CM「UFO仮面ヤキソバン」も日清であった。あの頃から日清の頭のおかしさは始まっていたのかもしれない。なお、第2弾は冒険漫画『バベルの麺』が公開されるらしいから、気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

参照元:NISSIN MANGA
執筆:P.K.サンジュン

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