食にもトレンドがあり、ある食材や料理が一時的に注目を浴びることは珍しくない。時にはクロワッサンとドーナツが合体したクロナッツのように、世界中を席巻するようなブームが巻き起こることもある。

そして現在、海外では「チーズ茶」なるものが大人気になっているようで、その専門店まで現れたというのだ。“お茶&チーズ” とは「禁断の組み合わせ」的な印象で味を想像しにくいが、実は美味しいらしいぞ!

・海外で「チーズ茶」が大流行中!

さて、読者の皆様は「チーズ茶」と聞いて、どんな商品を思い浮かべるだろうか!? ちなみに筆者は、すぐに「ウーロン茶&パルメザンチーズ」を思い浮かべてしまったので、ウゲっとなってしまったクチである。

そんなチーズ茶だが、豪ニュースサイト『Nine Honey』によると発祥地は台湾。そこから火がつき、中国や東南アジアに飛び火。さらには、アメリカやイギリスにも広がり、米ロサンゼルスと英ロンドンには、チーズ茶の専門店までオープンしたというから、かなりブームになっているようだ。

・チーズ茶の正体は……!?

では、チーズ茶の実態について解説することにしよう。チーズといってもパルメザンやモッツァレラといった種類ではなく、塩気と甘さの絶妙なバランスが特徴的な「クリームチーズ」が使用されている。

カップに注がれたタピオカミルクティーやフレーバーティーなどの上に、ホイップしたクリームチーズがタップリと載せられているのだ。

・飲んだ時に上唇に出来る「ヒゲ」も人気の秘密?

その組み合わせを聞いて、安心したというか納得してしまった筆者だが、ホイップしたクリームチーズはコンデンスミルクで甘く味付けされたものが多く、店によりバリエーションが異なるとのこと。

チーズ茶を口にした時に、フワフワのクリームチーズが上唇に付いてヒゲのようになることから、「インスタ映えする」という理由でも人気を呼んでいるもよう。

・日本でも味わえる

なお、このチーズ茶は日本でも味わえるようだぞ。例えば、原宿などに店舗を展開している台湾発のカフェ「彩茶房(さいさぼう)」では、チーズ茶に岩塩をトッピングした『岩塩チーズティー』が用意されている。今のところ(2017年10月16日時点)店舗は東京都内だけだが、今後増える可能性も。気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

参照元:Instagram #cheeseteaNine Honey(英語)、彩茶房
執筆:Nekolas