森永が……いや、日本が誇る国民的アイスクリーム、それが「チョコモナカジャンボ」だ。驚くほどのパリパリ食感は筆舌に尽くしがたいウマさで、冷静に考えるとあのクオリティが100円ちょっととは、チョコモナカジャンボの存在自体が奇跡なのかもしれない。

願うことなら「チョコモナカジャンボに支配されたい!」とお考えの人も多いと思うが、いまTwitter上で「本当にチョコモナカジャンボに支配されてしまったスーパー」の画像が話題となっている。

・話題のツイート

2017年10月10日にTwitterユーザー「@207ryomaruyama」さんが投稿した4枚の画像。


「前も見てもジャンボ。右を見てもジャンボ。左を見てもジャンボ。柏原のサンディ……何があった……」


……と綴られている通り、画像ではスーパーの棚がチョコモナカジャンボで埋め尽くされた様子が確認できる。このツイートは2万6000リツイート以上を記録するなど大きな反響を呼び、いま猛烈な勢いで拡散しているのだ。

それはさておき、チョコモナカジャンボのウマさは疑う余地もないが、さすがにコレはやりすぎなのでは……? というか、思い切りの良さを通り越して “狂気” すら感じずにはいられない。いや、もしくはご発注なのか? うーむ、気になる。

というわけで、大量のチョコモナカジャンボに征服された大阪府柏原市のスーパー「サンディ」に電話して、ことの真相を確かめることにした。以下で、店員さんとのやり取りをご覧いただきたい。


──いま、インターネット上で「チョコモナカジャンボで埋め尽くされたスーパー」として話題になっています。ズバリ、誤発注なのでしょうか?

「いえいえ、正式に発注してますよ。誤発注ではありません」

──わざとですか……。それにしても大量ですね。なぜこのような発注をされたのでしょうか?

「実はコレ、サンディのグループ各店でチョコモナカジャンボの売り上げ競争をしているんですよ。だから柏原店だけじゃないんですね」

──なるほど、そういう理由でしたか。

「売り方は各店舗に委ねられているので、柏原店では今回のような陳列にさせてもらいました。お客様からの反響も上々です」

──そうですか。ところでなぜチョコモナカジャンボだったのでしょうか?

「アイテムは本部が指定するのでわかりませんが、やはり人気があるからじゃないですかね?」


まとめると、現在サンディはグループ内の各店で「チョコモナカジャンボ売上げ競争」を実施しており、柏原店ではインパクト重視で今回のような陳列をしたということらしい。また、チョコモナカジャンボである理由は「本部からの指定」ということであった。

誤発注でないことに一安心だが、画像によるとチョコモナカジャンボは65円で売り出されているから、お客さんにも嬉しいイベントである。破格でチョコモナカジャンボを購入するならサンディ一択! お近くにお住いの人は、ぜひサンディに足を運んでみてはいかがだろうか?

参照元:Twitter @207ryomaruyamaディスカウントスーパーサンディ
Photo:かたまちぐらし!片町線民◢͟│⁴⁶ 七瀬, used with permission.
Report:P.K.サンジュン

▼こちらが話題のツイート。とんでもない量だ。しかも安い。