高級スポーツカーを欲しいとは思っても、購入費や維持費にお金がかかってしまう。それだけに、数ある車種の中でどれが速いのかを確かめるのは、至難の技といえるだろう。

そこでご覧に入れたいのが、米国で権威のある車専門誌『モーター・トレンド誌』が毎年開催している人気のレースだ。12台もの有名スポーツカーが一斉に走る様子を、ぜひ動画「World’s Greatest Drag Race7!」でご確認あれ。

・有名スポーツカー12車種がエントリー

今回で7度目となるこのレースは、例年と同じく402m(1/4 mile)の直線でスピードを競う「ドラッグレース」となっている。なお、今年エントリーされた全12車種は次の通りだ。

【エントリー車種】

1:レクサス LC500 471馬力
2:アルファロメオ ジュリア 505馬力
3:アストンマーティン DB11 600馬力
4:メルセデスベンツ AMG GTR 577馬力
5:マクラーレン 570GT 562馬力
6:フェラーリ 488GTB 622馬力
7:テスラ モデルS P100D 680馬力
8:ポルシェ 911 ターボS 580馬力
9:日産GT−R NISMO 600馬力
10:シボレーカマロ ZL1 1LE 650馬力
11:ポルシェ 718 ケイマンS 350馬力
12:シボレー コルベット グランスポーツ 460馬力

強力なターボエンジンを搭載した「フェラーリ 488GTB」や、スポーツカーの定番「ポルシェ 911 ターボS」。日本メーカーでは「日産GT−R NISMO」と「レクサス LC500」が参戦。その他、電気自動車「テスラ モデルS P100D」がエントリーしている点も見逃せない。

・興味深い結果に

動画を再生すると各マシンの解説の後、5:00あたりからレースがスタート。気になる順位は……なんと1位「テスラ モデルS P100D」、2位「フェラーリ 488GTB」、3位「ポルシェ 911 ターボS」という結果に! ス、スゴいぞ電気自動車!!

ちなみに、日本メーカーのマシンは「日産GT−R NISMO」が5位となかなか健闘したものの、「レクサス LC500」が最下位となってしまったのが、非常に残念だ。

それはさておき、電気自動車の「テスラ モデルS P100D」がトップとは、なんとも興味深い結果である。この勢いに乗って、今後さらに多くの電気自動車やハイブリッドカーがエントリーするかもしれない。来年のレースが楽しみだ。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼レースが始まるのは5:00から