誰かが職場でコーヒーを飲もうとしているとしよう。仕事もひと段落し、お気に入りのマグカップでホッと一息……って、こんな場面にウンコが関係しているなんて誰も思わないはず。

だが、関係しているのだ。この情景に人知れずウンコが紛れ込んでおり……なんとマグカップには、同僚のウンコ由来の成分が付着している可能性があるというのだ! 一体ナゼ!?

・職場のマグカップからウンコの細菌

この度、豪メディア『news.com.au』が、「職場のマグカップには同僚のウンコが付着している恐れがある」という、大変ショッキングなニュースをサラリと報じた。

米アリゾナ大学の環境微生物学のチャールズ・ジェルバ教授が調査を行ったところ、職場で使われているマグカップの20%からウンコに含まれる細菌「糞便性大腸菌」が検出されたのだとか。

・犯人は……食器拭きや食器スポンジ

ど、同僚の誰かがウンコをマグカップにつけているのか……!? とゾッとしてしまうが、どうやら犯人は「食器拭き」もしくは「食器スポンジ」。つまり細菌で汚染された食器拭きで乾かしたり、スポンジで洗うことで、カップに細菌がうつってしまうというのである。

・トイレの後で手を洗わない人も多い

なぜ、食器拭きなどに大腸菌がついているのか? その理由として、台所用品を定期的に交換しないこと、そしてトイレの後に手を洗わない人が多いことが挙げられそうだ。

2015年、英トイレメーカーが10万人を対象に行った大規模調査では、「トイレの後に手を洗う人」は女性60%、男性38%だけだったとのこと。日本も同じようなものだ。『女性セブン』が某駅トイレで1時間調査を行ったところ、128人のうち88人が手を洗わなかったのだとか。「洗わない率、なんと約7割!」と伝えられている。

・「私も毎日家に持ち帰っているよ」などの声も

ちなみにこの「職場のマグカップ」にまつわる調査結果は、1997年に発表されたものだが、再びネット上で話題となっている。

「だから職場ではペーパータオルでマグカップを拭いている」「私も毎日家に持ち帰っているよ」「手を洗わずにトイレから出る人って結構多いもんね」などの感想が上がっているところを見ると、職場の食器拭きなどが清潔でないことをすでに知っている人も多いようだ。

ジェルバ教授は同僚のウンコ細菌対策として、「毎日、マグカップを家に持ち帰り、食洗機で洗うこと。または職場に食洗機を導入すること」だと述べている。参考にしよう!

参照元:news.com.au、Mail Online[1][2](英語)、News ポストセブン
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.