果たして自分は賢くて、思慮深く、物事の判断が適切な人間なのか? そう思っても、自分1人で判断するのは難しいもの。やはりそこには客観性が必要だろう。

ということで今回は、ある大学の調査チームが発表した「自分の賢さが分かるテスト」をご紹介したい。たった6つの質問に答えるだけで、あなたの賢さが分かるというのだ!

・賢さは脳とかかわっている?

この度、米カリフォルニア大学サンディエゴ校の神経科学者ディリップ・ジェステ教授率いる調査チームが、人間の賢さをはかる方法を電子ジャーナル『Journal of Psychiatric Research』で発表した。

ジェステ教授によると、人間の賢明さは「一般常識」「感情のコントロール」「他者への共感力、思いやりなどの社会性」「自己理解」「多様性に対する寛容さ」「曖昧で不確実なことへの対処能力」で構成されており、それぞれ脳の特定の領域と関係している可能性があるとのこと。

『The San Diego Wisdom Scale(SD−Wise)』と名付けられたテスト方法では、上記6つの属性を神経生物学的な見地から評価して、その人がどれだけ賢いか調べることが可能だという。

・賢さが分かる6つの質問

海外メディア『The Times』や『The Independent』は、簡単に出来る SD−Wise テストを紹介している。まずは次の6つの項目を読み、自分にどれだけ当てはまるか、それぞれ1〜5点(当てはまるほど高得点をつける)で評価していってほしい。その際、紙とペンがあると便利だ。

Q1:多様な考え方に接するのが好きだ。
Q2:友人関係をなかなか長続きさせられない。
Q3:自分の行動を理解することが大切だ。
Q4:否定的な感情を消し去ることが出来ない。
Q5:重要な決定を出来る限り先延ばしにしてしまう。
Q6:他人から相談を受けることが多い。

そして、Q1・Q3・Q6は点数をプラスQ2・Q4・Q5は点数をマイナスして総合点を算出し、以下の結果と照らし合わせる。

総合点11以上:ブッダレベルの悟りの境地に達した、人生の達人。
総合点8〜10:これまでの人生で色々と学んできた人。
総合点7以下:まだまだ修行が足りていない人。

・賢い人ほど幸福度も高い

またこの点数が高い人は、人生における幸福度や満足度も高いかもしれない。

今回の調査では、25〜104歳の男女524人が同様のテストを行っている。「多文化について学ぶのが好きだ」や「物事の決断が早い」など、前述の6項目を含む計24項目にどれだけ自分が当てはまるか評価した。

すると総合点が高かった人、つまり賢い人ほど、幸福度や満足度、困難に直面したときの回復力などが高いことが判明したのだ。他の調査実験でも、賢さが人生における幸福、満足度、肉体的な健康などに大きく影響することは指摘されている。

さてあなたの賢さはどのレベルだっただろうか? そして幸福度もそれに比例していただろうか?

参照元:UC San Diego HealthScience Direct Journal of Psychiatric ResearchThe Sunday TimesThe Independent(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.