今年爆発的なヒットを遂げたアニメに、『けものフレンズ』が挙げられるだろう。この作品は、監督を務めた たつき氏の功績によるところが大きく、ファンは監督なくして作品はなかったことを認めている。第2期も当然たつき氏は制作に携わるものと思いきや、KADOKAWAの意向により制作から外れることになったという。

これにネットは大荒れ状態。特にTwitter上では、騒動に付随してある噂がまことしやかに流れている。それは、Twitterは「トレンドを操作している」のではないか? というものだ。はたして本当なのだろうか? その疑問をストレートにTwitterにぶつけてみた。

・『たつき監督』から『へたつき監督』へ

この噂が流れた理由は、Twitterのトレンドから『たつき監督』というワードが下がり、入れ替わるようにして『へたつき監督』という言葉が上昇してきたことが原因ではないだろうか。

『へたつき監督』という言葉を目にしたネットユーザーは、見慣れないワードに困惑し、一部の人は「Twitterのトレンドが操作されているのではないか」との見方を示したと思われる。

・Twitterに尋ねてみると……

さて、その噂の通りに、Twitterは本当にトレンドを操ったりしているのだろうか? その疑問を、直球でTwitterの広報担当者にぶつけたところ、以下の回答を得ることができた。

Twitter広報 「トレンドに手を加えることがまったくないとは言えません。

ただし、それは著しく残虐なツイートが集まるものなど(テロ関係など)の例外の場合で、通常はシステムによるものがそのまま表示されます」

とのことである。今回は残虐な内容のツイートではなく、ましてテロに関係するような内容ではない。したがって、トレンドがTwitterによって意図的に操作された訳ではなく、システムによるものだろう。

いずれにしても、たつき監督と作品の今後が気になるところだ。

参照元:Twitter、Yahoo! リアルタイム検索
Report:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24

▼たつき監督の衝撃ツイート