あくまで噂話の域を出ないが、例えば某大手飲食チェーン店では「従業員が売れ残りをもらえるらしい」だとか、某大手コンビニでは「売れ残りの弁当が食べ放題」なんて話を聞いたことはないだろうか? 真偽のほどは不明だが、日本には過剰な “食品ロス” があることだけは間違いない。

2017年9月、そんな食品ロスに目を付けた画期的なサービスが発表され、ネット上を中心に話題を呼んでいる。IT会社のSHIFFTが発表したのは「月額1980円で飲食店の売れ残りが1日2回までもらえるサービス」、その名も『Reduce GO』だ。

・画期的な取り組み

2017年中に、まずは東京23区内でのサービスが開始されるという『Reduce GO』。単純に考えれば、ユーザーにとっては格安で食品をゲットできるメリットがあり、飲食店にとっては売れ残りが少しでも現金化できる、両者にとってウィンウィンなサービスである。

現在、事前登録受付中の『Reduce GO』のホームページを見てみると、使い方は非常にシンプルになっており「アプリでお料理を探してご注文、あとは取りに行くだけです」とのことだ。上手に利用すれば、財布にもかなり優しいサービスになることだろう。

この真新しいサービスはネット上でもかなりの注目を集めているが、賛同の声も多ければ批判的な声も同じくらい多い。両者の声を以下でご覧いただきたい。

・賛同の声

「これはいいサービス」
「食品ロスが少しでも減ればいいな」
「上手くやればかなり食費が抑えられるんじゃね?」
「もう米だけ常備しておけばいいな」
「飲食店も破棄する費用が減るからウィンウィン」
「貧乏学生やシングルマザーは活用したらいいよ」

・批判の声

「食中毒待ったなし」
「O-157とか出たら誰が責任取るの?」
「乞食ビジネスすぎて日本人の精神じゃ無理」
「普通に考えてホームレス天国になっちゃうんじゃね?」
「聞こえはいいけど残飯乞いですよね?」
「貧困ビジネスの極みだな。ついにここまで来たか日本って感じ」

素人が思いつくだけでも衛生面などを始めとするハードルは高そうに思えるが、取り組みとして画期的であり、飲食店とユーザー双方にとってハッピーなサービスになる可能性は十分ある。年内に開始される『Reduce GO』に要注目だ。

参照元:Reduce GO
執筆:P.K.サンジュン

▼現在、事前登録受付中だ。