最近のコンビニおでんは、美味しすぎて泣けてくるレベル。各社、具材だけでなくダシにも大変こだわっているが、そのツユ、みんなどうしてる? 捨てちゃう? そんなのもったいない!

ということで、今回はおでんをツユまで100%味わいつくす方法をお伝えしたい! それは「親子丼をつくること」。ダシをコンビニおでんのツユに変えるだけで、素早く名店レベルの親子丼が完成するのだ!

・どのコンビニおでんにする?

どのコンビニのツユを選ぶか。基本的に、皆さんがお気に入りのコンビニのもので構わないが、あえてひとつオススメするならローソンだ。

最大の理由はおでんの具材に「焼き鳥串」があること。親子丼の肉に、この焼き鳥串を使うとさらに手間が省けるのだ。今回はローソンverで作ってみたぞ。

【用意するもの】

コンビニおでんのツユ
ローソンの串おでん:3~5本 ※なければ生の鶏肉でもOK
玉葱:1/2個
卵:2個
ネギ:適量
三つ葉:適量

【作り方】

1.ローソンに行っておでんを買う。「もも」や「ぼんじり」あたりが間違いないが、冒険したい人は「鶏ハラミ」「つくね」とかでもいいだろう。なお、購入の際はツユを限界まで入れてもらうべし。

2.おでんツユを入れたフライパンに玉葱を投入。フタをして5~10分ほど煮る。煮汁が少し飛んで、玉葱が色づけばOK

3.串から肉をはずし、フライパンに入れて軽く温める

4.溶き卵を入れて、予熱で好みの固さになるまで火を通す。あとは盛り付ければ完成!

──調味料ナシで完成しちゃったよ!

・京風の上品な味わい

出来がった親子丼は、「はぁあぁあぁッ」とため息が出ちゃう味わい。コクがある おでんツユに玉葱の甘さと卵のまろやかさ、そして肉のウマミが存分に溶けだしている。上品だなぁ。ダシが香って、まるで京都で食べた親子丼みたいだ!

また鶏肉は、もともと炭火焼の焼き鳥だ。ときどき鼻孔をくすぐる香ばしさも家庭ではできない風味であろう。ただ、長時間煮込まれた串おでんを使った場合、肉のプリプリ感が損なわれている場合がある。お肉の食感を重視する人は、調理前の串おでんか生肉で作った方がいいかもしれない。

・パーフェクトスープ「コンビニおでんのツユ」

美味しい親子丼の一番のポイントは、何といっても “割り下” だ。ダシ、醤油、みりん、砂糖の黄金比……少しでも比率が狂うと味も変わってしまう。

だがしかーし!! コンビニおでんツユは、すでにそれが出来上がっている! 年柄年中、ツユに命をかけている開発者の方々がつくりあげたパーフェクトスープなのだ。それを使わない手はないだろう。

ちなみにコンビニおでんツユは、「カレールウを入れると蕎麦屋のカレーになる」のでコチラもオススメだ。

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼こだわりのツユ。おでん開発者の人はこんな使われ方をするとは思わなかったかもしれない

▼でも、親子丼にしたら美味しかったです! 最後の一滴まで、ごちそうさまでした!!