2017年8月24日、北海道新聞が「道内最大手コンビニ “セイコーマート” が関東で弁当を供給、新工場建設も視野に入れている」と報じた。関東では茨城県と埼玉県にしか店舗がないが、ドラッグストア大手・ウエルシアホールディングスに弁当を供給するという。

そのクオリティとコスパの高さから、北海道ではあのセブンイレブンですら太刀打ちできない “最強コンビニ” として知られるセイコーマート。この報道に全国のセイコーマートファンからは喜びの声が相次いでいる。

・北海道最強コンビニ

北海道では「セコマ」「セイコマ」もしくは「セーコマ」と呼ばれるセイコーマート。オレンジ色の看板が目印の、北海道に無くてはならないコンビニエンスストアだ。1号店が開店したのは1971年で、その歴史はセブンイレブンよりも古いということになる。

セイコーマートの魅力を一言で語るのは難しいが「クオリティの高い弁当」は間違いなく外せない。特に「100円パスタ」は超コスパグルメとして知られ、もし100円パスタに慣れてしまったら、他のコンビニでは満足できない体になってしまうことだろう。

2017年8月現在、北海道内に1000店舗以上、埼玉県と茨城県に合わせて約100店舗が存在するが、他県ではなかなか手に入らないセイコーマートの弁当類。それがドラッグストアで手に入るなんて……! まさに朗報以外の何物でもない。

・ネットの声

「全国進出はよ」
「素直に嬉しい! 頑張って欲しい!!」
「セイコーマートなら関東でも勝負できると思う!」
「昔は不味かったけど、今のセコマの弁当なら自信を持って食べてもらえる」
「関東だけじゃなく関西でも待ってます」
「ホットシェフも何とかお願いします」
「セイコーマートは道民の誇り」

個人的には、店内に設置された専用キッチンで作られる弁当「ホットシェフ」、特に「豚丼」は絶品中の絶品だと確信している。また、店内を流れるBGMも『食べることは美味しいこと』を始めどの曲も秀逸だ。

一度ハマると、なかなか他のコンビニには足が向かなくなるほど秀逸な北海道最強コンビニ・セイコーマート。今回の弁当強化の件を皮切りに、さらなる躍進に期待したい。

参照元:北海道新聞セイコーマート
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ホットシェフの豚丼はマジで絶品。山椒が七味唐辛子に変更されたのは悲劇だが。

▼おまけ。セイコーマートは店内のBGMも最高。正式タイトルは「食べることは美味しいこと」だ。