週刊文春に不倫疑惑が報じられた、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さん。ネット上はそこまで大騒ぎになっていないと以前の記事でご紹介したが、この件に対し注目が集まっているのが、坂上忍さんである。

・不倫には厳しい坂上さん

いまや、テレビで見かけない日はないほど売れに売れまくっている坂上さん。その魅力は何といっても舌鋒鋭い発言だ。特に芸能人の不倫には厳しいことで知られ、ベッキーさんの件では多くの芸能人が擁護する雰囲気の中、1人異を唱えたことは有名だ。

その他、斉藤由貴さん、渡辺謙さん、清水富美加さん、今井絵理子議員……などなど、基本的にはどの不倫報道に対してもシリアスに苦言を呈している坂上さん。そんな中、今回報じられた宮迫さんの一件に対しネット民が注目しているのは、

バイキングで共演している宮迫さんにも同じスタンスを貫けるのか?」

……ということらしい。やはり、人間は顔を合わせれば情が沸くもの。フジテレビ系列・バイキングで総合MCを務める坂上さんと、金曜日のMCを務める宮迫さんは、これまで報じられてきた芸能人と距離感が違う。

・笑いの絶えないスタジオ

そんな中、2017年8月9日放送のバイキング冒頭で「いつかこんな日が来る気がしていたが、まさか大本命が来るとは」と切り出し、番組中で以下のように語っていた。

「最初のうちにハッキリ言っておきましょう、クロです!」
「週刊誌に撮られたら負け」
「潔く負けを認めた方が良い」
「文春さんスゴイ」
「簡単に言っちゃうと(宮迫さんは)プロの手口」
「(オフホワイト発言は)ウマいね」
「(宮迫)本人がいないからって言いたい放題言いすぎ」
「とりあえず1度否定する気持ちはわからなくない」
「金曜日(宮迫さんの出演日)は(挽回する)チャンスなんじゃないの?」

これまでの発言と比べるとバラエティ的な要素が強く、終始スタジオは笑いに包まれていた。宮迫さんを強く非難している印象は薄く、シリアスモードの坂上さんが発動したとは言いづらい。

・視聴者からは辛らつな意見

この放送を見た視聴者からは「身内に甘々な坂上忍気持ち悪い」「ガッカリした」「全然笑えない」などと、辛らつな意見が相次いでいる。個人的には坂上さんらレギュラー陣の “宮迫さん愛” が炸裂しておりイヤな印象は受けなかったが、確かにこれまでの坂上さんとは違う感は否めない。

ベッキーと川谷絵音の一件以来、手厳しく追及される芸能界の不倫報道。今回の一件で坂上さんの株は下がってしまったかもしれないが、見方によってはヒステリックなまでの不倫報道に対するリアクションの、ターニングポイントになるのかもしれない。

参照元:文春オンラインバイキング
執筆:P.K.サンジュン
イラスト:マミヤ狂四郎

▼ぬりえもあるぞ