豚肉をご飯に乗っけるだけ! シンプルにして豪快な料理・豚丼。私(中澤)は、ほぼ吉野家か松屋くらいでしか豚丼を食べたことがない。手軽さや気軽さが豚丼の魅力だと思うからだ。

とある昼下がり。フラッと『大阪王将』に入ったところ、メニューに「豚丼」の文字が! 大阪王将の豚丼とは一体……? 不審に思いながらも注文してみたところ、コイツがとんだ食わせもの。そう、ご飯を無限に食わせてきやがったのである

・大阪王将での豚丼のポジショニング

入った店は、新宿2丁目にある大阪王将新宿店。職場に近いため、よく行く店である。だがしかし、豚丼があるなんて知らなかった。

なぜなら、王将に行く時はチャーハンや餃子など、食べるものが決まっていることが多い。そのため、他のメニューは無意識にスルーしがちである。豚丼を発見した時も、注文しようかどうか迷いに迷った。だって、チャーハンとか餃子食べに来てるし……。

・燃え上がる記者魂

いや、私は仮にもロケットニュース24の記者である。ここは、同様の理由で一歩を踏み出せない人たちに豚丼の味をお伝えするべきではないだろうか? というわけで、注文してみた。

・キター!

すぐに運ばれてくる『王将豚丼(税込680円)』。大阪王将の大きめの丼に盛られた肉・肉・肉の山……見た目のスタミナ感は十分であり、かつ王将らしい豪快さも醸し出している。味はやっぱり中華風味なんだろうか? 食べてみたところ……

肉、柔らかッ! 噛むたびに「ジュワ……」とあふれ出す肉汁が口に広がる。さらに、タレの味は甘辛いにもかかわらず、吉野家や松屋より引き締まった味で、思わずご飯をかき込んでしまう。ウメェ! だが、本当の衝撃はこの先にあった

米の粒が立ちまくっているのである。総立ちだ。全校集会だ! 1人も「やすめ」をしていない!! これは米の種類だろうか? それとも炊き加減だろうか? それとも気持ちだろうか? いずれにしても、白飯が他の店より格段にウマい。

・丼ものの命

べチャッとした米が苦手な私にとって、丼ものの命は米の粒立ちである。そういった意味で、この『王将豚丼』のタレ、肉、米のバランスは絶品だ。肉とご飯、バッツリ大きめのネギとご飯、そして、タレとご飯……全ての組み合わせでご飯が止まらねーーーーーーーーー!

ガツガツとご飯を食わされてしまった。とんだ食わせものである。なお、後で知ったのだが、この豚丼はどうやら店舗限定メニューのようだ。メニューにない店も多いため、もし気になった方は、まず最寄りの大阪王将で展開されているかを確認してみよう。

・今回紹介した店舗の情報

店名 大阪王将新宿店
住所 東京都新宿区新宿2−11−7
営業時間 月~木11:00~26:30 / 金・土11:00~28:00 / 日11:00~23:00
定休日 無休

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼中華スープがセットでついてくるのも嬉しい

日本、〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目11−7