本日7月7日は『冷やし中華の日』である! 七夕であり、ポニーテールの日であり、歌手のMISIAさんの誕生日でもあるが、「冷やし中華~♪ はじめました~♪」の『冷やし中華の日』なのだ。

7月7日が二十四節気の「小暑」となることが多く、夏らしい暑さが始まる時期であることが由来だそうだが、今回は冷やし中華にまつわる “ある説” を唱えさせていただきたい。断言してしまおう……世の中に冷やし中華は数あれど、結局「冷やし中華は中華三昧が最強」であると。

・至高の袋麺、中華三昧

日本人なら誰もが認める、ワンランク上の袋麺、それが明星「中華三昧」だ。最近では珍しくなくなった “ノンフライ製法” を、1981年の発売当初から35年以上に渡り守り続けている袋麺で、「中華三昧はイマイチ」という声を聞いたことがない至高の一品である。

私事で恐縮だが、我が家では幼い頃から「冷やし中華は中華三昧」これが決まりであった。ラーメンはチャルメラや日清カップヌードルを食べていたが、冷やし中華……冷やし中華だけは100%の確率で中華三昧だったのだ。

大人になり、ある程度のお金が自由になった頃、店やコンビニで冷やし中華を食べてみたが、ハッキリ言って中華三昧のクオリティには敵わない。冷やしうどんや冷やしラーメンは店やコンビニも美味しいが、冷やし中華だけは中華三昧がぶっちぎっている。以下で中華三昧の何がそこまでウマいのか解説しよう。

・麺が最高

先述のように、ノンフライ麺の先駆けとして登場した中華三昧。平打ち風のツルツル麺はコンビニの茹で麺とは段違いのウマさだ。しかも冷やし中華は氷水でしめることを推奨しておりコシもバッチリある。ズバリ、店で食べる麺にも決してヒケを取らない。

・タレが最高

パッケージには「香酢の効いた醤油胡麻だれ」とあるが、中華三昧・冷やし中華のタレは一言では表現できない奥深さがある。基本はしょう油味だが、キリリとしつつもまろやかな酸味、そして後から追ってくるゴマの風味が相まって、これ以上は望めない極ウマなタレなのだ。少なくとも、インスタント食品の次元は超えていると断言する。

・からしが最高

中華三昧・冷やし中華を語る上で忘れちゃならないのが “からし” の存在だ。正確にはからしではなく、中華風からし「香辣醤(シャンラージャン)」とのことだが、香り高く鼻を突きぬける爽快感は、チューブのからしとは比べ物にならない。これだけ売ってほしいほど激ウマだ。

おそらく、超高級中華料理店に足を運べば中華三昧を超える冷やし中華もあることだろう。だがコスパまで考慮すれば、中華三昧の圧勝だと確信している。また、ここ数年「マルちゃん正麺」や「ラ王」の冷やし中華も麺はいい線をいっているが、タレとからしを考慮した場合、やはり中華三昧に軍配が上がる。

──以上が、「冷やし中華は結局、中華三昧が最強説」の根拠だが、おそらく日本全国8000万人くらいの方からは御賛同いただけるのではなかろうか? 中華三昧はお高いイメージもあるが、スーパーだと1袋100円くらいで売っていることもあるので、まだ食べたことがない人には猛烈プッシュでオススメしたい。

参考リンク:明星「中華三昧」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼冷やし中華は中華三昧が最強。異論は認めない。