現在アメリカでは、コロラド州をはじめとする8州とワシントン特別区で嗜好用大麻が合法化されている。そのうちネバダ州は、2016年11月に行われた住民投票で嗜好用大麻が解禁となり、2017年7月1日より販売が可能になった。

では、同州で購入する人たちはどのような反応をしているのかいうと……なんと大麻解禁を祝ってお祭り騒ぎ! あまりにも大ハシャギする人々を見たら、「喜びすぎだろ!!」と言いたくなってしまうほどなのである!

・米ネバダ州で大麻が解禁!

米ニュースサイト『Mashable』によると、ネバダ州では21歳以上の成人なら、1オンス(約28グラム)の嗜好用大麻の所持が合法となる。しかし、クレジットカードの使用は不可で現金での購入のみとなるため、大麻を買うためにATMでキャッシュを下ろす人が続出。多くのATMが空っぽになるという事態になってしまったそうだ。

・大麻解禁に大喜びする住人でお祭り騒ぎに!!

また、嗜好用大麻を販売するディスペンサリー(施薬所)の前には長蛇の列ができ、あまりにも待ち時間が長いため、緊急で仮説用トイレが設置されるほど。列で待つ人々のお腹を満たせるようにフードトラックまで現れ、大麻解禁に大喜びする住人でお祭り騒ぎとなった。

そんな、喜々とする人々の頭上では大麻の葉っぱを象徴するグリーンの花火が打ち上がり、かなりの盛り上がりを見せていたようだ。

・コロラド州をしのぐ「大麻の首都」に!?

そしてネバダ州といえば、なんといってもラスベガスである。ラスベガスはギャンブルや豪華ホテル、華やかなショーやクラブで賑わい、国内外問わず数多くの観光客で賑わうパーティータウンだ。よって、大麻が解禁されたことで大麻ビジネスが盛んになり、コロラド州をしのぐ「大麻の首都」になるのではないかとも言われている。

英語で「What happens in Vegas stays in Vegas:ラスベガスで起きたことはラスベガスに残る」という有名なフレーズがある。要は、「ラスベガスでハメを外しても他言されない」という意味なのだが、大麻解禁でさらにハメを外す人が倍増しそうだ。

参照元:Twitter @HeatherNews3LVMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼大麻を買う行列に並ぶ人々のためにフードトラックが出動!

▼大麻のディスペンサリーの前に行列を成す人々