ところ変われば常識や習慣が違うのは当たり前で、特に外国では、母国で当然とされることが通用しないこともある。

そこで、海外掲示板サイトQuoraのユーザーが、「日本で絶対にやってはいけないことって何ですか!?」という質問を投げかけたところ、興味深い答えが集まったのでいくつか紹介したいと思う。

1.公の場でイチャイチャしてはダメ!

欧米諸国では、公園などでカップルがキスしたりベッタリと抱き合ったり、愛情表現が激しいカップルをよく目にすることがある。だが、慎ましさを美徳とする日本では、「そういった愛情表現はひんしゅくを買う」と忠告する声が挙がっている。

2.飲食店ではメニュー通りの料理を注文

海外の飲食店ではメニュー通りに注文せずとも、代用の食材や調味料を加えたり、もしくは抜いたりすることが可能な場合が多い。例えば、肉と野菜のソテーで玉ねぎを抜いてほしいとか、変わりにマッシュルームを加えたりなど頼むことが出来るのだ。

しかし、日本ではメニュー以外の物を注文するのが無理だったり失礼に当たる場合もあるので、メニュー通りの料理を注文するようアドバイスされている。

3.全てのトイレが最新式であることを期待してはダメ!

日本を旅する外国人が、とにかく驚くのがウォシュレットである。海外の先進国を旅行しても滅多にお目にかかることがないウォシュレットは、日本に来たことがない人でも耳にしたことがあるほど話題になっている。

しかし、空港やショッピングモール、レストランなどでは当たり前のウォシュレットも、公園や田舎の駅などでは和式でトイレットペーパーが切れていることも多い。そこで、「ポケットティッシュの携帯を忘れないように」とコメントするユーザーもいた。

4.英語が通用すると期待しないこと

英語教育が徹底しているとはいえ、日本人の英会話能力は世界的なレベルではまだまだである。そこで、「基本的な挨拶や便利なフレーズは、日本語で言えるように前もって勉強しておくこと」との声が挙がっている。

5.クレジットカードに頼りすぎないように!

欧米諸国では1ドル(約110円)払うのにもクレジットカードを使用して、全く現金を携帯しない人もいるほどクレジットカードが普及している。しかし、先進国の中でも日本はクレジットカードの利用&普及率が低いことで知られているため、前もって現金を多めに用意していくようにとのアドバイスも見られた。

逆もしかりで「郷に入っては郷に従え」ではないが、海外に行った時に白い目で見られないように、その国の習慣や常識、文化などを把握してNG行動を避けたいものである。

参照元:Quora(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.