村上春樹さんには優れた点が2つある。まず、チーズがウマそうなこと、それからワインもウマそうなことだ。だが、6月にデートした女の子とはまるで話が合わなかった。僕が南極について話している時、彼女は村上春樹のことを考えていた。やれやれ……。

ついつい真似したくなってしまう村上春樹さんの言い回し。オリジナリティーにあふれていることは言うまでもない。そんな村上春樹さんだらけの『けものフレンズ』を描いたマンガが Twitter で話題となっている。こんなサーバルちゃん嫌だ……!

・村上春樹だらけシリーズ

このマンガを Twitter に投稿したのは、雑誌から web まで幅広く活躍するマンガ家の横山了一先生(@yokoyama_bancho)だ。以前にも、『村上春樹だらけのRPG』をご紹介したが、今回も『けものフレンズ』を村上春樹さんの世界観に見事染め上げている。

・死んだ目

明るく屈託のないフレンズたちがドッタンバッタン大騒ぎな『けものフレンズ』。だがしかし、このマンガのかばんちゃんやサーバルちゃんの目は完全に死んでいる。死んで死んで死んで死にきっている。こんなサーバルちゃんは嫌だーーーーーーーー! このマンガに対するネットの声は以下の通り。

・ネットの声

「『けもの』は居ないけど『のけもの』は居そうな世界ですね・・・。」
「完璧な真実などといったものは存在しない。完璧なフレンズが存在しないようにね」
「ボスがものすごいハードボイルドなことを言いそう」
「ボスの目も村上春樹で草」
「ラッキーさんも乾いた目をしている…。」
「オーケー、全ては風に吹かれていた…」
「このシリーズめっちゃツボ」
「そのうちカバンとサーバルは考える事をやめた」

──リプライにも村上春樹さんが蔓延しつつあるようだ。なお、横山了一先生は「一連のハルキ・クエストやハルキ・フレンズの同人誌」の作成も考えている様子。村上春樹だらけシリーズのファンは要チェックだ!

参照元:Twitter @yokoyama_bancho
漫画:横山了一, used with permission.
執筆:中澤星児

▼老人のかすれた咳のような音のするジャパリバス……。