超ハード系モチモチ麺を武器に日本全国400店舗以上を展開する はなまるうどん。庶民にとっては丸亀製麺と並ぶ、心強い激ウマうどんチェーンである。

そんなはなまるうどんが、2017年6月2日より『うどん県のそうめん』なる新メニューの発売を開始した。はなまるが……そうめんだと? 確かにうどんとそうめんの原料はほぼ同じだが、果たしてそのお味はどんなものなのだろうか?

・税込価格480円

期間限定で発売開始となった『うどん県のそうめん』は、税込み480円の数量も限定の新メニューだ。サイズは1種類のみで、そうめんとツユの他には薬味として「オクラ・錦糸卵・蒸し鶏」の3点セットが付いているぞ。

それはさておき、冒頭でもお伝えした通り、はなまるうどん最大の魅力は抜群のコシを誇る超ハード系モチモチ麺である。そのはなまるが繰り出すそうめんならば、とんでもなくコシが強いに違いない。これは期待が高まる……!

さっそく店舗で注文すると、どうやらそうめんは冷凍麺を使用しているようだ。うどんは各店舗で生麺を茹でているから、素材と調理方法に違いがあるらしい。冷水に浸された状態で提供されるそうめんは、夏らしく涼しげなたたずまいである。いざ食べてみると……。

なる……ほど。うむ、そうめんだ。そうめんには違いないが、ぶっちゃけコシや歯応えは無い、というかかなり弱い。はなまる名物のバシバシに強いコシは、残念ながらそうめんには反映されていなかった。

・家で食べた方がウマい

簡単にいうと、家とはなまるで比べた場合、うどんは はなまるで食べた方が絶対にウマい。だがそうめんは家で食べた方がウマい、といったところだ。冷水に浸され続けているのも致命的で、コシが失われていくスピードが早いのも惜しいところである。

というわけで、はなまるの『うどん県のそうめん』はうどんと同じ抜群のコシを期待していると裏切られるという、うどんのウマさが故の残酷な事実が判明してしまった。とはいえ、別にマズいわけではないから「今日は絶対にそうめん気分!」という人にはいいのではないだろうか。

参考リンク:はなまるうどん
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼薬味の3点セット。

▼物足りない人は鶏めしセットにも出来るぞ。ゴボウがウマい。

▼そうめんに関しては家で食べた方がウマいが、そうめん気分の人には悪くないかも。