近年飲食業界は、ローストビーフ丼がブームだ。神戸のレッドロックが東京進出したのをきっかけに、レストランや肉バルの多くが、ローストビーフ丼やステーキ丼を出すようになった。しかし、どこも似たような盛り付けになってしまっていることは否めない。もちろん、2015年末に東京・蒲田にオープンした「The 肉丼の店」のように、特徴的なメニューを提供している店もあるのだが。

そんななか、強烈な視覚インパクトを与えるお店が神奈川・川崎市にオープンした。「Beef Bank」のステーキ丼は赤身肉がてんこ盛り! インスタ映えすること間違いなし。見た目を裏切らない味だ。ここは人気店になるッ!!

・肉塊がゴロゴロ

お店は京急川崎駅から徒歩約2分。JR川崎駅からでも約3分のところにある。駅から近い、飲食店の立ち並ぶ界隈だ。外から中の様子を見てみると……。

肉だッ! 肉だーーッ!! 肉塊がいる! ゴロゴロといるッ!! これをカットしてステーキ丼にするのか。ちなみにここのお店、メニューはステーキ丼のみ。月替わりで味の異なるメニューを用意しているものの、あくまでもステーキ丼1本で勝負している硬派なお店だ。

・450グラムで2000円は安い

肉の量はS(150グラム)、M(300グラム)、L(450グラム)の3種から選べる。そんなもん、最大量の450グラムを選ぶに決まっとるやんけ! 約1ポンドのステーキを食らってやるッ!! 

料金はオリジナルステーキ丼のSが880円、Mが1389円、Lが1945円(価格は税抜)だ。450グラムの激レアステーキが2000円なら安いだろう。そしてしばし待つと……。

キターーーッ! 久しぶりに見るようなインパクトメニューだ。白い器に大輪の肉の花が咲いている! 満開だ。肉の赤身がとても美しい!! インスタ映え確実だ。

・幸せとはこのこと

この日、私は朝からまともに食事をしていなかったので、極上のステーキ丼を目の前にして、空腹を抑えることができない。一切れ口に放り込むと。う~ン……、もしもこの世に本当の幸せが存在するとしたら、今この瞬間、私にそれが訪れている……、うめぇええええ!! 肉の旨味が、口の奥から身体の中へ雪崩のように飛び込んでくる。

・ソースは自分でかける

実はこの肉、提供された段階では、塩コショウしかかかっていない。ステーキソースはご飯にのみかかっているそうだ。卓上のソースを肉にかけて、自分なりに味付けするとのこと。という訳で、さっそくソースをかけてみる。

・即席肉寿司

酸味のきいた和風ソースをかけると、肉の旨味がさらに引き出される。これはこれで良いが、塩コショウでそのまま肉の旨味を楽しむのも悪くない。大量の肉片がご飯を覆い尽くしているので、一切れずつ味を変えて楽しむのもいいだろう。

箸でご飯と一緒に肉をつまめば、即席の肉寿司完成だ! 飽きるほど肉寿司を食えるぞ!!

450グラムの肉は、いくら食べても食べ飽きることがない。一般男性であれば、450グラムくらいはペロリといけるはずである。なお、このお店は肉が切れたら早めに営業を終了する場合があるそうだ。行く際にはピーク時を避けて、少し早めに入店することをオススメする!

・今回訪問した店舗の情報

店名 Beef Bank
住所 神奈川県川崎市川崎区駅前本町14-1 DKビル1F
営業時間 11:00~14:00 / 17:00~23:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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