みんな、覚えているかな? 4月8日はお釈迦さまの誕生日だ。ハッピーバースデー、ブッダ!! 日本では「花まつり」と呼ばれ、その日は寺院などで法要が行われる。とは言え、キリストの誕生日であるクリスマスに比べてイマイチ盛り上がりに欠けることは以前の記事でお伝えした通りである。

クリスマスと言えばプレゼントにイルミネーション……というように、なにかこの日が待ち遠しくなるものがあればいいのにな。そう思った記者は、勝手に4月8日が楽しみになる飲み物を考えてみた。その名も「甘茶ラテ」! 作り方は超簡単な上にとってもヘルシーだぞ。

・甘茶の甘みは砂糖の100倍

灌仏会(かんぶつえ)こと花まつりでは、色とりどりの花で飾った小さなお堂が用意され、その中に置かれた仏像に “甘茶” を注いで参拝する。釈迦が生まれた際に九頭の竜が天から芳しい甘露を吐いて産湯を満たした──という伝承がもとになっているんだって。

甘茶を飲んだことがある人ならばわかるだろうが、その名の通りと~っても甘いことが特徴。砂糖が入っているわけでもないのに、シュガースティックが3~4本入っているのではないかと思える甘さなのだ。一説には砂糖の100倍の甘さがあるのだとか。でも砂糖が入っていないのに甘いだなんて、なんとヘルシー!!

・お茶をいれてミルクを注ぐだけ

お菓子に入れても良さそうな甘茶だが、今回挑戦したのはラテ! お茶本来の味も楽しめてオススメな上に、作り方は非常に簡単。お茶をいれてミルクを注ぐ。以上だ!! それでは、さっそく作っていくとしよう。

【材料】
甘茶
ミルク


【作り方】
1:甘茶の茶葉をティースプーン1杯分袋から取り出し、急須に入れる。約1分間、抽出させる。

2:ミルクを泡立てる。(泡立てる道具がない場合は、ミルクを温める)

3:1で抽出した甘茶を容器に入れる。

4:3に2のミルクを注ぐ。

4:完成だ。

以上である! 

・体によさそうな甘茶ラテ

飲んでみたところ、十分な甘みとミルクがベストマッチしていてなかなかイケる……!! これはカフェのメニューに載っていてもなんら不思議でないレベルだ。しかも、甘茶は抗アレルギー作用や疲労回復、血行促進の効果もあるんだって。

体にいいこと尽くしな甘茶。4月8日はお釈迦さまの誕生日だなあと思い出しながら、甘茶ラテを飲んでみてはいかがだろうか。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼材料は甘茶とミルクだけ。記者は牛乳の代わりに豆乳を使用した

▼お茶にミルクを注ぐだけでOK!

▼せっかくなので、誕生仏の型も作ってココアパウダーを振りかけてみた