パワフルなのに燃費最高、日本のみならず今なお世界中で活躍する小型オートバイが「ホンダスーパーカブ」である。その誕生は1958年というから、半世紀以上に渡り世界中の高度成長期を支え続けてきた “鬼燃費マシン” といえるだろう。

そんなスーパーカブが、1 / 32スケールのガチャガチャとなって登場した。それがアオシマの『ホンダスーパーカブコレクション』である。今回は全6種類をアオシマからお借りしたので、余すことなくその全貌をご覧に入れたい。

・クオリティがヤバい

2017年3月より発売となった『ホンダスーパーカブコレクション』は、1回300円のカプセルトイだ。タイヤはゴム製で車輪も回るなど、細かなディテールはまさにカブそのもの。カブを愛した人間ならばグッと胸に込み上げるものがあるに違いない。

それではさっそく、全6種類を以下でご紹介しよう。あらゆる業種で活躍する、スーパーカブならではなのバラエティ豊かなラインナップとなっているぞ。

1: スタンダード(グリーン)

2: スタンダード(ブルー)

3: 消防バージョン

4: 岡持ちバージョン

5: 警察バージョン

6: 銀行バージョン

・300円の限界突破

どれも造形はこだわりまくりの逸品で、フォルムもさることながら、エンジン部分やメーターに至るまで手抜きは一切ない。誰かに「300円でこれを作れ」と言われても、一瞬で無理だと諦めるレベルの代物だ。

個人的にオススメは「岡持ちバージョン」で、そば屋なのかラーメン屋なのか、カブにまたがるオヤジの姿が目に浮かぶような完成度である。カブに思い入れがある人ならば、間違いなく買って後悔することはないだろう。

とにかくクオリティがヤバいから、カブ好き達には自信を持ってオススメする。『ホンダスーパーカブコレクション』は1回300円、100円玉を握りしめてガチャガチャを回しに行ってみよう。

取材協力:アオシマ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼並べてもカッコいい。

▼5センチくらいの芸術である。

▼オススメは「岡持ち」だ! またカブに乗りたくなること間違いなしだぞ。