2017年1月に24年振りの来日を果たし、日本中をロックさせてくれた米人気ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズ(以下ガンズ)。現在、再結成ライブでワールドツアー中の彼らが、南半球で大失態!

なんと豪メルボルンのライブで、「ハロー、シドニー!!!」と叫んで赤っ恥をかいてしまったというのだ!! 会場がブーイングの嵐に包まれたその背景には、オーストラリアならではの事情が隠されているらしいぞ!

・ガンズのスタッフが赤っ恥!

2017年2月14日にガンズが、オーストラリアツアーの一環としてメルボルン公演を行った時のこと。バンドが交通渋滞に巻き込まれ、開演が50分遅れることを観客に知らせるために、ツアースタッフのマックボブさんがステージに上がり、「ハロー、シドニー!!! バンドが交通渋滞に巻き込まれちまって~……」とMCを始めてしまったのである。

すると、都市名を間違えられた観客から、大きなブーイングが巻き起こる事態となったのだ!

・会場からブーイングの嵐が!!

そう! オーストラリアでは、日本における ‟東京 V.S. 大阪” といった具合にシドニーとメルボルン間のライバル意識が強いため、マックボブさんは ‟言ってはいけない都市名” と間違えてしまったのである。

シドニーの名前を口にするぐらいなら、「ハロー、トーキョー!」とでも間違えた方が笑いが取れて良かったかもしれない。しかし、大きなブーイングは起こったものの、観客の半分は「しょーがねえなあ」といった感じで笑っていたそうだ。

・昔プレイした会場名とこんがらがっちゃった!?

なんでも、2013年にガンズがメルボルン公演を行った際、会場が「Sidney Myer Music Bowl:シドニー・メイヤー・ミュージックボウル」だったため、場所が混同してしまったのではないかと言われている。ちなみに、都市のシドニーのスペルは ‟Sydney” である。ややこしい……。

ガンズのメンバーがマックボブさんの間違いに謝罪を入れ、ちょっとしたブーイング騒動はあったものの、ライブは大盛況のうちに幕を閉じたそうだ。

世界中をツアーしているバンドは、自分が今どこにいて、一体何月何日なのかも分からなくなると聞いたことがある。ガンズのツアースタッフも、例外ではなかったようだ。

参照元:Facebook @Guns N’ RosesMashableIndilens(英語)
執筆:Nekolas