aimaime
狂気のギャグ4コママンガ『あいまいみー』。漫画研究部に所属する4人の女子高生の「不毛な日常」を描いたこの作品。ファンシーな女子高生たちが繰り出す不条理なブラックジョークの応酬は、ひとことで言うなら「腐ってる」。だが、それが良い

そんな『あいまいみー』の作者ちょぼらうにょぽみ先生が、絶賛大炎上中のキングコング西野さんの4作目絵本『えんとつ町のプペル(以下プペル)』とのコラボマンガを投稿したためお伝えしたい。『プペル』フルボッコ……。

・西野さん炎上騒動

まず、キングコング西野さんの炎上とは何か? 超簡単に状況のみを説明すると、下記の通りとなっている。

2016年10月21日、西野さんがクラウドファウンディングで資金を集め、イラストレーターなど様々なクリエイターと協力して絵本4作目『プペル』発売

10万部突破

2017年に入り、ネットで「お金の奴隷解放宣言」と名付け『プペル』を無料公開

クオリティーに関する称賛の声と、そのブログ内容について「お金をもらってるクリエイターを悪者にしている」「自分で描いてないのに独断で無料公開」などなど吹き荒れるディスの嵐の中、『プペル』が25万部突破

そのディスの中から、声優の明坂聡美(あけこ)さんの声を発見した西野さんがブログで吊るし上げ

アニメ監督山本寛さんがブログで西野さんにブチキレ

・火中に突撃するちょぼらうにょぽみ先生

──と、様々な人を巻き込みながら炎を大きくしている状況だ。そんな中、ちょぼらうにょぽみ先生から西野さんに下記のようなリプライが送られている。

「お忙しい中失礼いたします。あいまいみーという 4コマを描いている漫画家のちょぼらうにょぽみと申します。プペルを私が描いているあいまいみーに登場させても宜しいでしょうか? 謝礼などは出来そうにないので恐縮ですが、お返事頂けたら幸いです。」

──この申し出を西野さんは承諾。

「はじめまして。西野です。どうぞ使ってください。宜しくお願い致します。」

──そして、投稿されたのが今回のマンガである。西野さんがちょぼらうにょぽみ先生の作風を知っていたかどうかは定かではないが、『あいまいみー』ファンならば、西野さんへのリプライの時点で気づいたはずだ。「これはビッグウェーブが来る」と。

ちょぼらうにょぽみ先生本人らしきキャラが「テメーよくまあ炎上商法なんてやりやがって……テメーだけは許せねェ……」と、『プペル』のえんとつそうじ屋ルビッチをフルボッコにするこのマンガ。ネットでは以下のような声が挙がっている。

・ネットの声

「西野JASRAC利用してまた炎上商法しようとしてるので、これのネタ漫画も描いて下さい!」
「こんな作品を描くにょぽみ先生好きw」
「面白すぎてお尻から血が吹き出ました」
「この攻めの姿勢すこ」
「最高です!」
「このマンガのオチは、『実はこのキャラはペプルでは無い』というところwwww」
「さすがにょぽみ先生!」
「最高です」

──主に称賛の声が多かった。ちなみに、『あいまいみー』の単行本7巻は本日2月7日に発売。はたして、ちょぼらうにょぽみ先生はこの大炎上を乗りこなすことができるのか。

なお、張本人である西野さんは、炎上をものともせず現在ブログでJASRACを利用して、ネットを挑発するような内容を投稿している。この人はこの人で相当強かだな。

参照元:Twitter @choboraunyopomiキングコング西野オフィシャルダイアリー
執筆:中澤星児
漫画:ちょぼらうにょぽみ, used with permission.

▼絵柄と真逆のどす黒い内容が最高である