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九州の玄関であり、中心地でもある福岡県。今日もまた全国各地から観光客が訪れ、絶品グルメを堪能する。福岡よかとこ一度はきんしゃい。訪れたことのある人ならば、このうたい文句も納得だったことだろう。

しかし、すべてがパーフェクトかというとそうでもなく、意外に観光地が少ないのが福岡の難点だ。全国でも有名な太宰府天満宮を除けば、これと言って絶対的な名所もない。ただ、ここ数年で福岡市の西側に位置する「糸島市」が人気急上昇しており、悩まされていた観光地問題も改善されようとしている。

・糸島へ日帰り観光

2010年に前原市・志摩町・二丈町が合併し発足した糸島市は、福岡市内からのアクセスもよく、観光客が激増。今では県民も足を運び、何度でも行きたくなる場所という噂を耳にすることもしばしばだ。では、一体何がそうさせているのだろうか。

気になった私(筆者)は、自分の目で確かめることにした。観光を想定し、日帰りの弾丸で糸島市へ行って魅力を検証。肌で感じてみると、人気には大きく分けて3つのポイントがあることに気づいた。

・充実した食

まず1つ目は、福岡のウリとも言えるグルメだ。糸島市は海に隣接していることで、海鮮系の充実ぶりがハンパではない。ところどころに港があるだけでもテンションが上がるが、今の時期は「牡蠣小屋」がズラッと並んでいるのだからアツすぎた。というのも……

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なんとここではプリプリの牡蠣を1キロ1000円の激安価格で大盤振る舞い! 普通なら絶対に食べることができない値段で牡蠣を食べられるのである! 安い上にウマい。しかも新鮮なのだから、もはや牡蠣小屋を体験するだけでも糸島に行く価値があると言っていいだろう。

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・心が洗われる絶景

そこで帰ってもいいくらい「牡蠣小屋」がヤバかったが、まだまだ魅力溢れるのが糸島市。観光において重要な「絶景」も兼ね備えていた。海が近いのは先述した通りだが、山も近く緑も広がっているのだ。県指定の名勝「白糸の滝」に行ってみたところ……

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マイナスイオンに癒し効果抜群! 流水に癒され、豊かな自然に心が洗われた。寒さの影響か、ほとんど人がいなかったのはさておき、夏には「流しそうめん」や涼みに来る人で賑わうらしい。弾丸なので行けなかったが、他にも夕日の百選に選ばれた「桜井二見ヶ浦」や天然記念物に指定されている「芥屋の大門」など、絶景ポイントは多い。

・絶妙な距離

そして3つ目のポイントは「近くなければ遠くもない」ということ。市内から車で1時間もかからないアクセスは、観光するにあたり一番楽しめる距離感ではないだろうか。そんな観光しているワクワク感が出る距離も、人気の理由と予想してみた。

・車で観光するのがオススメ

また、糸島市にはオシャレスポットやカフェもあり、レジャーも充実。夏は夏、冬は冬の楽しみ方ができ、季節を問わずに楽しめる。気になる人は一度その魅力を味わうことをオススメしたい。ちなみにアクセス方法は、公共機関で行けなくはないが、どちらかといえば車がベスト。県外から来る人は市内からレンタカーを使うのがいいだろう。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼心が洗われるぅ〜!
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