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みなさんは「マックスコーヒー」をご存じだろうか? 近年では首都圏の人も知るようになったが、20年ほど前までは千葉県と茨城県のみで展開されていた、コカ・コーラボトラーズのコーヒーブランドである。千葉県民にとってはいわゆるソウルフードで、記者の育った市川市ではマッ缶(まっかん)と呼ばれていた。

その特徴はノドが焼けるほどの甘さ。苦みなど皆無で、学生たちの間ではジョージアよりも遥かに人気があった。そんなマックスコーヒーが、なんと食べられるパンになったという……これは行くしかねえ! というわけで、マックスコーヒーパンが日本で唯一購入できるJR千葉駅に直行したのでご覧いただきたい。

・千葉県民のソウルフード

マックスコーヒーパンが販売されているのは、JR千葉駅構内「ペリエ千葉エキナカ」に店を構える『カワシマパン』である。こちらはコッペパン専門店でピーナツを始めとする様々な味を取り揃えているのだが、1日100個限定でマックスコーヒーパンが販売されているのだ。

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日曜の昼過ぎに現場に到着すると、店の前にはそれなりの行列が。全員がマックスコーヒーパンを買い求めるのかはわからないが、看板にマックスコーヒーがあるだけで千葉県民は安心してしまうに違いない。それだけマックスコーヒーブランドは絶大なのである。

・コッペパンにコーヒークリーム

記者のお目当てはもちろんマックスコーヒーパン一択。価格は税込238円だ。マックスコーヒーよりかなり高値ではあったが、「食べるマックスコーヒー」という歴史的な商品であることを考えれば致し方ない。15分ほど待ってようやく購入した。

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ふかふかのコッペパンに、たっぷりのマックスコーヒークリームがトッピングされたマックスコーヒーパンは、それだけで期待値MAX & トキメキMAXなビジュアルである。

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一口食べてみると、しっかりと甘い! コーヒーなのに全ッ然苦くない!! そうコレコレ! そこにはあえて苦みを捨て、甘さだけを追求したマックスコーヒー本来の姿があった。ちょっぴり感じた塩分は、きっと記者の涙であったに違いない。うむ……これぞまさしく食べるマックスコーヒーである!

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・千葉県民にはグッと来る味

千葉県民以外が食べてもおそらく何の感慨もないと思うが、千葉県民ならばグッと来る何かを感じるハズ。オペレーションがあまり良くないので思ったよりは並ぶだろうが、千葉県民のソウルフードをこういった形で味わうのもいいだろう。

参考リンク:ペリエ千葉エキナカ
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼目の前でコッペパンにクリームや具を挟んでくれる。
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▼飲み物にマックスコーヒーは……なかった。
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▼1日100個限定!
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▼千葉県民はぜひチェックしてくれよな!

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マックスコーヒーパン!

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