最近では、SNSでたくさんの ‟いいね!” をゲットしたいばかりに、危険な場所で自撮り撮影をして事故を起こしたり、常識を疑うような行為に走ってしまう人がいる。

以前、「毒ヘビと自撮りして噛まれた挙句、2000万円の治療費を請求された男」のニュースをお伝えしたことがあった。そして今度は、ワニと自撮り撮影しようとして、「昼寝中だったワニの背中に落下した」男性が出現! ご多分に漏れず、彼も痛っ~い目に遭ってしまったのである。

・自撮り撮影中に ‟昼寝中だったワニの背中” に落下!

ワニと自撮り撮影しようとして痛っ~い目に遭ったというのは、デンマーク人で27歳のジョニー・ボンデさんだ。恋人のカースティ・ジェイコブスさんと一緒に、オーストラリアを1年かけてバックパック旅行している彼は、川岸にワニがいるのを見かけ、安全な距離を保って自撮り撮影をすることに。

ところが、足を滑らせてしまった彼は川岸に落っこちて、なんと、こともあろうか昼寝中だったワニの背中に着地してしまったのである!!

・腕を噛まれたものの、なんとかピンチから脱出!!

まさかの展開に、かなりジョニーさんがパニくっただろうことは察するが、昼寝中に真上から人間が落っこちて来て、ワニだって相当ビックリだったに違いない。

ピンチに陥ってしまった彼は、驚いて目を覚ましたワニに腕を噛まれて体を揺さぶられたものの、それでもなんとかワニを振り切り、川岸を上ってカースティさんの元に戻って来られたという。

・怪我よりも自分のエゴの方が傷ついた!

ジョニーさんの腕は出血がひどく、すぐに地元の病院に駆け付け手当を受けたが、見た目ほど傷は深くなく縫合は必要なかったとのこと。

彼は、自身のFacebookで他のバックパッカーに向けて、「川で泳いでワニを撫でたり、ちょっかいを出したり真上に落っこちたりしないで! 腕を怪我したり、腕を失くすことになるから」と警告。そして、“怪我よりも、自分のエゴの方が傷ついた” ともコメントしている。

不注意なことに変わりはないが、ジョニーさんの場合は、安全な距離を保ってワニと自撮り撮影したので少し気の毒である。読者の皆さんには、いかなる場合でも猛獣と記念撮影をしたり、危険な場所で自撮り撮影をしないよう気をつけて頂きたいものだ。

参照元:Twitter ‏@BB_Collins、Facebook @Johnny BondeMashable(英語)
執筆:Nekolas

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