Jail

知らないとは恐ろしいことで、時として、知っておくべきことを知らなかったせいで、トラブルに巻き込まれたり問題が起きてしまうことがある。

そんな、「知識は力なり」とでも言いたくなるような出来事が起こったので、紹介したいと思う。罪を犯して逮捕されたある男が、保釈金がたった2ドル(約213円)だと知らずに、何カ月も拘置所に収容されていたというのである!

・保釈金が2ドルだと知らずに何カ月も拘置所にいた男

米ニューヨーク州に住むアイタデブデル・サレムは、ある日、洋品店でコートを盗もうとしたところをセキュリティに捕またったうえ、セキュリティを襲ったとして逮捕された。

当初、彼の保釈金は2万5000ドル(約270万円)に設定されていたものの、検察側が、サレムを起訴するだけの十分な証拠を集めることが出来ずに、保釈金が2ドルに下げられたのだ。

2万5000ドルは大金だが、2ドルならすぐに支払って保釈されるところだ。ところが、誰も彼に保釈金の額が変更されたことを告げなかったため、彼は、5カ月近くも拘置所で過ごすハメになったのである!

・やっと保釈金を払って出所したものの……

たった2ドル払えば自由の身になれたところを、何も知らずに5カ月も臭い飯を食っていたとは、少し気の毒な気もする。そして、ようやく保釈金が2ドルであることを知ったサレムは釈放されたものの、さらなる不運が彼を襲ったのだ。

その後サレムは、裁判所に出廷するべき日に姿を見せずに、再び拘置所に収容されてしまった。なんでも、出廷日が記載された封書が彼の手元に届いておらず、規定の日に出廷しなかったことで「保釈中の逃亡」と見なされたのである!

・今度は保釈金が3万ドルに!!

だが、彼の弁護士が、出廷日が書かれた封書に「差出人に返還」のスタンプが押されていたため、本人が手紙を受け取れなかった事実を証明。よって、保釈中の逃亡の件では起訴が取り下げられたが、出廷日を逃した件で、今度は保釈金が3万ドル(約320万円)に設定されてしまったのだ!! 

サレムは、地下鉄の切符販売機を壊した別件でも、器物損壊罪で起訴されているという。

保釈金の額と出廷日についても知らされなかったとは、なんとも不運な男である。今度は高額の保釈金が払えずに、現在も拘置所に収容されているとのことだ。

参照元:YouTubeDAILY NEWSMashable(英語)
執筆:Nekolas

▼保釈金が2ドルだと知らずに、何カ月も拘置所にいた男について報じたニュース動画