2016-06-03 15.21.58

今日6月6日は『楽器の日』である。これは「芸事の稽古はじめは6歳の6月6日にする」という昔からの慣わしにちなんで制定されたもので、この日から稽古を始めると上達が早いと言われているそうだ。

今回は、そんな楽器の日を記念して、話題の楽器を動画と共にご紹介したい。なんと2000個ものビー玉を落下させながら音を奏でるこの楽器。3月に動画が公開されてから約2000万回という再生回数を更新しているだけに、すでにご存知の方もいるかと思うが、その迫力のビジュアルとサウンドはやはり何度見ても素晴らしいものだ。それでは、以下ご覧いただこう。

・楽器を製作したのは演奏者のマーティン・モリン

話題の楽器『マーブル・マシン』を製作したのは、他ならぬ演奏者本人、マーティン・モリンである。彼はスウェーデン出身のバンド「ウインターガタン」のメンバーであり、ご紹介する動画もウィンターガタン名義で公開されているようだ。

・動画の再生回数は約2000万回

冒頭でお伝えした通り、3月に公開されてから約2000万回という驚異的な再生回数を更新しているこの動画。規則に従ってビー球を落下させることによってリズミカルに曲を奏でるマーブル・マシンのサウンドが、映像と共に収められている。

・多彩な音色に注目

この楽器、珍しさもさることながら、何より注目すべきはその多彩な音色だ。美しいメロディーやコード、さらには迫力のベースやドラムまで、全ての楽器の音を同時に奏でてしまうのだから驚きである。

・ビー玉がどんどんマシンの上部へ

動画を再生すると、まずはじめにヘッドフォンを着けたマーティン・モリンが登場。何やら右手で機械を回し始めると、ビー玉がマシンの上部へ持ち上げられていく。続いて30秒あたりのところでビー玉が落下し、メロディーが聴こえてきたその直後!

・パワフルなドラムとベースの音

56秒あたりのところで、「ガシャーン!」とシンバルが鳴ると同時に、パワフルなドラムとベースの音が聴こえてくるではないか!! しかも、演奏者のマーティン・モリンが右手で機械を回しながら、左手でベースの音程を操っているところがまた凄い。

・楽器の製作期間は14カ月

とても個人で作り上げたとは思えないこの楽器。製作には14カ月かかり、想像以上に大変な作業となったようだ。しかし、動画の再生回数からもわかるように、苦労した分だけ、そのサウンドは多くの人の心に響いているに違いない。

今後、マーティン・モリンがどんな展開を見せてくれるのかが楽しみだ。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼「マーブル・マシン」の動画がこちら