地球上で「最も読まれている本」の1つとして挙げられる『聖書』。ユダヤ教、キリスト教の聖典なれど、「神は “光あれ” と言われた」「右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出しなさい」など有名な言葉も多い。

そんな聖書が、新たな形として生まれ変わったと話題だ。なんと絵文字で書かれた聖書が爆誕したというのである! 一体、どんな内容なのだろう……。

・聖書の言葉が絵文字になると……?

「聖書の教義を楽しく広めたい」との目的から誕生した『Bible Emoji(バイブル・エモジ)』。旧約・新約をあわせた計66巻のジェイムズ王訳の聖書を、絵文字とネットスラングに置き換えたという。

例えば創世記の第一章1:1「はじめに神は天と地とを創造された」は、頭に輪っかをのせた笑顔、光、地球の絵文字で構成されている。ふむふむ、頭に輪っかをのせた笑顔=神、光=天、地球=地ということか。

創世記の第一章1:3「神は “光あれ” と言われた。すると光があった」は、頭に輪っかをのせた笑顔、吹き出し、電球2つの絵文字。また、“&” や be という意味のネットスラング “b” なども使われている。たしかに絵文字で表されている通りの内容だ!

・米iTunes で発売中! 訳者の正体は秘密

3000ページで構成されている『Bible Emoji』は、米iTunes で発売されたばかり。お値段は2.99ドル(約330円)で、Android版の発売も検討されている模様。ちなみに公式サイトでは、聖書の一説を入力すると、絵文字に自動翻訳してくれるシステムも公開されている。

実は、この “絵文字訳者” の正体は秘密。ただ「サングラスをかけた顔文字」としてだけ知られているようだ。海外メディア『The Guardian』のインタビューに対して、訳者は「100年後には絵文字版の聖書が出ているかも、と想像したんです。なら本当に作ってみようと思い立ったんです」と語っている。

・多くの人が注目「読者が増えそう」

SNS 上の反応も概ね好評。「素晴らしい」「読者が増えそう」「未来には、もっと絵文字の数が増えのでは」など興味を持つ人も多く、複数のメディアにも取り上げられて注目が集まっている。

公式 SNS 上でも内容の一部が公開されているので、興味のある人はチェックされてはいかがだろうか? 日本語版もあると面白そうだね。

参照元:Bible EmojiThe Guardian(英語)、Facebookコトバンク
執筆:小千谷サチ