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さて問題だ。東京・秋葉原といえば? オタクの街って思ったあなた。おいおい、『電車男』で止まってるんじゃないか? まあ間違ってはないのだが、秋葉原といえば多くの飲食店がひしめくグルメの街でもある。特にラーメンは、数メートルおきに店がある激戦地と言っていいだろう。

2016年4月、その秋葉原に新たなラーメン屋がオープンした。その名も「肉汁麺ススム」。名前からして爽やかでないが、この『肉汁麺』の主役は麺ではない。主役はその上に乗りまくっている肉である。もはや麺はオマケだ。甘っちょろい男は今すぐ引き返すがいいぞ。

・ジャンク通りへ向かう

JR秋葉原駅を出て徒歩5~10分。ジャンク通りと呼ばれる、電気街・秋葉原のディープな一面を垣間見れる路地へと向かう。「ピロピロ麺屋」というラーメン屋がリニューアルし、2016年4月19日にオープンしたのがお目当ての「肉汁麺ススム」だ。

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着いた瞬間思ったのだが、これは男子校だわ。絶対共学じゃないわ。食券を買って中に入ると、予想通りお客さんも店員さんも全員男。混じりっ気なしの男100%。内装は新しく小ぎれいなのだが、暑苦しいことこの上ない。

・インパクト極大

私(あひるねこ)が頼んだのは当然『肉汁麺』。肉の量を選べるのだが、オススメされていた『肉汁麺レベル2(税込880円)』にしておいた。レベル2なんて、スライムすら1ターンで倒せないくらいの程度だろ。だから別に何とも思っていなかったのだが……。

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まず、届けられた『肉汁麺』の肉の量に目を奪われる。丼を覆いつくし、麺も見えないくらいだ。追加でトッピングした覚えはないんだけど……。そしてこのスープの黒さ。あまりに黒すぎて、何かフィルターでもかかってるのかと思ったぞ。とにかく、ラーメンと呼ぶにはいささか異形の姿である。

・超デカイ肉が激ウマ

ラーメンといえば普通チャーシューだが、『肉汁麺』の場合は、チャーシューというより肉! と呼んだほうがしっくりくる。豚肉1切れ1切れが超デカイのだ。そして厚い。食べ応えが相当あるぞ。その肉と濃い~醤油ベースの真っ黒スープを口に放れば、1切れでご飯1杯いけるくらいパンチの効いたウマさだ!

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・麺がオマケ状態

卵を崩して付けて食べると、どこかすき焼き風にもなる。これもいい。卵は別皿で来るので、いっそすき焼きスタイルで食べるのもアリかもな。おっと麺を忘れていた。てか麺も太っ! どこまでも男子な店である。しかし、肉の存在感が強すぎて、麺がもはやオマケみたいになっているのは笑える。

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・ライスも頼むべし

家系ラーメンはライスが必須だが、この『肉汁麺』もそのタイプかもしれない。この肉は絶対ご飯と合うぞ。と思ったら、『肉盛皿(税込380円)』という単品があった。これと『白飯(税込100円)』を頼んで、ワンコイン定食という裏ワザもありえるのではないか。

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・ただ、肉を喰らえ

男子諸君、いかがだっただろうか。この「肉汁麺ススム」は、肉と麺をガッツリ食べたいという肉食系の欲求を、見事なまでに叶えてくれるだろう。一つ忠告しておくが、デートで行くのは止めておけ。ここは肉を求める漢(おとこ)たちの楽園。その心意気がないのなら、踏み入らないのが賢明であろう。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 肉汁麺ススム
住所 東京都千代田区外神田3-7-12
時間 11:00~21:00
休日 なし

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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▼漬物は食べ放題だ
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▼オススメされていた『肉汁麺レベル2(税込880円)』
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▼肉の量に目を奪われる
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▼1切れでご飯1杯いけるくらいパンチの効いたウマさだ
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▼太い麺がもはやオマケみたい
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▼超デカイ、そして厚い
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▼『肉盛皿(税込380円)』という単品もある
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▼『白飯(税込100円)』を頼めば、ワンコイン定食という裏ワザも可
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▼肉と麺をガッツリ食べたい漢(おとこ)たちにオススメだ!
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