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世界一長い映画……と聞いて、あなたは何分くらいの映画を思い浮かべるだろうか? 例えば、ギャング映画の傑作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は、269分 = 4時間29分。ハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督の代表作『サタンタンゴ』は、438分 = 7時間18分。ううーん、長い!

けれども上には上がいるもの。今回、“世界一長い映画” の予告編が発表されたのだが……なんと7時間20分! 予告なのに超長いのだ。そんなん前述の『サタンタンゴ』の本編とほぼ一緒ですやん……と、ここで問題だ!! ではこの “世界一長い映画” の本編は、どれくらいの長さになるでしょーうか?

スウェーデンのアンダース・ウェバーグ監督が手がける、映画『Ambiancé』。2016年3月に、7時間にも及ぶ予告編がネット上にアップされた。再生ボタンを押して現れたるは、白黒の世界。河原かどこかで人間がずっとユラユラしている、夜中に見たらちょっと怖そうな映像だ。

そして本編の上映時間は……約4万3200分 = 30日が予定されている! おお、神よ。2人のパフォーマンスアーティストを主役にした実験映画で、ウェバーグ監督は「空間と時間が、場所を超えた非現実な夢のような旅と混ざり合っていく」作品だと説明している。

本編の公開予定は2020年12月31日となっているが、2018年には予告編第二弾が発表されるそう。こちらは72時間、って3日か〜い! 今回の予告編からどう変えてくるのだろうか?

たしかに世の中には10日間、1週間の上映時間を誇る映画も存在しているが、約1カ月なんてこれまでになかったはずだ。見に行くほうも相当気合いを入れなくっちゃ!!

参照元:The IndependentIMDbmental floss(英語)、ぴあフィルムフェスティバルVimeo
執筆:小千谷サチ

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