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今回のご相談は、「彼女持ち男性」に関するお悩みです。彼女という特定のパートナーがありながら、しれっと誘ってくる男性は、悲しいかな存在します。お調子者な彼らに、どう接するべきなのでしょうか?

・ご相談内容(犬汁さん・女性)

「私は29歳独身です。今まで男性経験は、派手じゃないけど、それなりにあります。最近、同じ部署の22歳後輩君からのアプローチで悩んでいます。後輩君は親公認の彼女がいて、彼女自慢でよく皆にからかわれています。

私は自分の性格上、全然年下に興味はなく、1人の後輩として見てきましたが、最近後輩君から『2人で飲みたい』と誘われ、適当にあしらっていたのですが、とうとう『DVD借りたので2人で見ませんか? 先輩の家で』、『会いたいです』と要求がストレートになってきました。

最初の頃は、自分もまだまだイケるなぁなんて思っていましたが、彼女をキープしたままアラサーを引っかけようとする魂胆に、自分が軽く見られたことに最近イライラします。断っても断っても諦めない後輩と、どう付き合って行けばいいでしょうか?」

・男と女の浮気理由には、明確な違いがある!?

後輩男性には親御さん公認の彼女がいるとのこと……。筆者が推測するに、彼女との関係性が安定しているからこそ、後輩男性のなかに、火遊びしたい衝動が湧いてきているのでしょう。女性の浮気は、彼氏との関係性が不安定なときに起きますが、男性の場合は真逆ですからね。

・「断る」という行為自体をエンジョイすべし!

犬汁さんの場合、後輩男性に恋心が芽生えてしまったわけではなく、「彼女をキープしたままアラサーを引っかけようとする魂胆に、自分が軽く見られたことにイライラ」しているとのこと。だったら話は早いです。いっそのこと、「断りのシチュエーション」を楽しんじゃいましょう!

・例1.コンプレックス逆撫でバージョン

後輩男性はまだ22歳とのこと。お給料はまだそんなにもらえていないお年頃かと存じます。「私、セレブとしか遊ばないからごめんなさい」と言ってやりましょう。経済力以外の部分を刺激するのもアリです。「私、顔面偏差値75以上の、福士蒼汰クンみたいな男性としか遊ばないからごめんなさい」とか。

・例2.脅しバージョン

親御さん公認の彼女がいる後輩男性としては、面倒は避けたいはず。面倒くさいオンナを演じるのも面白いですよ。役所から婚姻届をもらってきて、「これにサインしてくれたら、考えてもいいわよ」と、真顔で迫るのです。これにて、もう2度と誘ってくることはないでしょう。

・例3.悲劇のヒロインバージョン

「彼女がいるのに、男の人って、平気でこういうこと言えちゃうんだね……。なんだか悲しいな」と、瞳をウルウルさせましょう。ひと呼吸置いてから、「彼女が可哀想!」と叫び、その場を走り去る演出はいかがでしょうか?

先に述べた通り、男性の浮気衝動は、彼女との関係性が安定しているからこそ起きる、一時的なものです。1回関係を持てば、後輩男性はその事実に満足し、一切誘ってこなくなるでしょう。毎度断り文句に悩むのが嫌なら、こちら側も遊び心を持って、1回遊んでやるのも一興ですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter
イラスト:Rocketnews24.

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