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今やすっかり大人のたしなみとして定着したガチャガチャ。コップのフチ子、スマホのふとんをはじめ、ゴミ箱重機の唐揚げなど……斬新であればあるほどに我々消費者のハートはくすぐられ、「欲しい」という欲求は時に理性を見失わせることもある。

そんなガチャ業界に、新たな旋風が巻き起こり話題となっている。その名も『シャクレルプラネット』。絶滅の危機を乗り越えるため、動物たちは ある “進化” を遂げた。究極の力を手にいれたパーツは、アゴ。その姿が、なんとも言えない姿を誇っており、「ジワる……」と人気急上昇中なのだ。これはコンプするっきゃないだろう!!

『シャクレルプラネット』は、動物専門チャンネル「アニマルプラネット」に出てきそうな動物たちが一様にシャクレている。その表情には、弱肉強食の世界で生き残ることの厳しさをにじませており、シャクレたアゴとのコントラストが、我々人類をなんともいえない気分にさせる。

・今回シャクレたのは

ライオン・シャチ・パンダ・ワニ・コアラ・ミーヤキャットの6種。うむ。いずれも生存競争が激しそうな動物たちばかりだ……。そんな彼らの視線は遠い未来を見つめ、アゴはその未来をガッシリと “受け” ている。
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・見る者を夢中にさせる姿、そして……

人は特定のものに見入ると、我を忘れて見ているものと同化してしまうことがある。例えば、コロッケ演じる岩崎宏美の「シンデレラ・ハネムーン」のものまねが大好きな私の友人は、あまりの面白さにいつの間にか、テレビの中のコロッケと同じ表情で画面を見つめていた──ことをご主人に指摘されたそうだ。

確かに似たような経験は私にもある。テレビにアントニオ猪木さんが映ると、なんとなく眉間に力を入れ、アゴを引きつつも下顎だけアイン……とすくってしまうことは、人間なら誰にでもあることだろう。そして、このシャクレルプラネットにも、同じ魔力が潜んでいた……

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・人気の割に意外と出回っていない?

結果、私は身も心もウケ(受け)た。ちなみにこのガチャは 1回 200円。メーカーの想定以上に “ウケ” てしまったのか、2016年1月17日の時点で近所のいくつかのガチャコーナーに立ち寄るも発見できず、たまたま昼食で訪れた飲食店にて発見するも、残りわずか3つで すぐに品切れとなってしまった。

その後何箇所か探したあげく、ガチャの種類がかなり豊富なドンキホーテで再び発見し、再度コンプにチャレンジ! 結果……ライオン・パンダ・ワニという大物がダブってしまったものの、無事 9回でコンプリートすることが出来た。個人的にはやはりライオンのシャクレっぷりと、荘厳な視線に惹かれるぞ。見つけたら1回くらい回してみてもいいかも!

参考リンク:タカラトミーアーツ『シャクレルプラネット』
Report:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

▼正面
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▼サイド
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▼……。
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▼…………。
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koroke (1)