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豚骨、鶏ガラ、煮干しなど、ラーメン屋の個性が見えるものの一つにスープがある。でも、ラーメン店によっては、アブラが多かったり、味が濃かったりで全部飲むのはちょっと……という方も多いのではないだろうか。

そこで今回は、化学調味料を一切使わずに作られたラーメンが食べられる店、新宿の「しろ八」をご紹介したい。思わず飲み干してしまう絶品スープは必食だ。

・新宿御苑前駅から徒歩2分

「しろ八」は東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅から徒歩2分。オレンジ色の外観と、紺色の暖簾(のれん)が目印だ。筆者は平日の開店時間と同時に入店したので、特に混雑はしていなかった。

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・「追鰹 醤油しろ八」を注文

入り口のすぐ左手にある食券販売機で、筆者は追鰹(おいがつお)の赤い太文字がひときわ目立つ「追鰹 醤油しろ八」を注文。ノーマルの醤油に味玉1個とチャーシュー2枚がプラスされていて、価格は税込930円である。

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・スープはやや濃いめの醤油色

5分ほどでラーメンが席に到着。チャーシュー、味玉、もやし、ネギ、そして、綺麗なグリーン色のほうれん草が乗っている。スープはやや濃いめの醤油色だ。

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・嗅覚と味覚に染み込んでいくスープ

それではまず、スープをいただこう。前述の通り、この店は化学調味料を一切使用していない、いわゆる「無化調」だというが、さてどんな味がするのだろうか。

早速すすってみると……ウ、ウマい! これが無化調か!! 口に入れた瞬間に香る豊かなカツオの風味と、喉の奥にまったりと広がる動物系のコク、そして、まろやかな醤油の味が絶品だ。全ての味が嗅覚と味覚にスゥ〜ッと染み込んでいく感じがたまらないぞ。

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・モッチモチで食べ応え抜群の麺

次に麺だが、これもモッチモチで食べ応え抜群なのだ。中太のやや縮れた麺で、茹で加減はやや固め。好みによって調整可能とのことなので、柔らかめが好きな方は注文時に伝えておくことをオススメする。

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・柔らかい絶品チャーシュー

そしてチャーシュー。豚肉が2枚と鶏肉が1枚ずつ入っているのだが、どちらも癖がなく柔らかくて絶品である。あっさりした味付けではあるものの、スープとの相性が良いので、物足りなさも感じなかった。

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・スープ全飲み必至

その後、食べ進んでいくうち、スープも全部飲み干してしまった筆者。クドくないのに芯があるその不思議なウマさに、無化調ラーメンの真髄を見たのであった。

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新宿にある「しろ八」の無化調ラーメンは、豊かなダシが香るスープと、モチモチの麺、そして柔らかいチャーシューが絶品だ。気になる方は是非ご賞味あれ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 しろ八(しろはち)
住所 東京都新宿区新宿1-12-1 サンサーラ第三御苑101
時間 月〜金11:30~21:00 / 土11:30~17:00
休日 日曜

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼「しろ八」は新宿御苑前駅から徒歩2分。
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▼「追鰹 醤油しろ八」
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▼化学調味料不使用のスープがスーッと味覚に馴染む。
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▼モチモチでやや硬めの麺も美味い。
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▼豚肉のチャーシュー。
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▼鶏肉のチャーシュー。
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▼味玉はやや濃いめの味付。
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▼12月の旬菜は無農薬の「ほうれん草」
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▼スープ全飲み!
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