世界中で、次々と同性婚が合法化されつつあるが、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の人達が特異な目で見られることも多く、一般的に風当たりが強くないとは言い難い状況だ。

そんななか、元は女の子だったトランスジェンダー(性同一性障害者)の息子を持つ母親が、我が子をサポートするために、娘の姿を彫っていたタトゥーを男の子のデザインへ修正し、ネット上で大きな支持を集めているのだ!

・娘の姿をタトゥーにした母親だったが……


カナダのカルガリーでタトゥー・ショップを経営するスティーブ・ピースさんと妻リンゼイさんには、かつては女の子だった15歳の息子エース君がいる。

女の子を授かったリンゼイさんは、娘が5歳の時に、ピンク色のワンピースを着たお下げ髪の我が子のタトゥーを右腕に入れたという。ところがタトゥーが完成した直後に、エース君が「自分はトランスジェンダーだ」と両親にカミングアウトしたのである!!

・タトゥーを男の子のデザインへ修正することに!

それ以来、エース君は髪を短く切り、男の子の格好をして生活している。だが、リンゼイさんのタトゥーは10年間変わらず、女の子だった頃のエース君のままだったのだ。

母親のタトゥーを見る度に、女の子として生活していた頃を思い出さざるを得ないエース君の気持ちを考え、ついに、リンゼイさんはタトゥーを修正することにしたのである。

・トランスジェンダーの子供を支える母親の行動に感動!!

こうして、夫スティーブさんの手により、ピンク色のワンピースはブルーのTシャツと半ズボンへと変わり、お下げ髪はショートヘアに修正されたのだ。

‟トランスジェンダーの息子を精神的に支えたい” という母親の行動は、大きな共感を呼んでいる。ネット上では、「これぞアーティストの作品だ!」、「親は、トランスジェンダーや同性愛の子供に背を向けることが多いのに、素晴らしいサポートだと思う」といった声が寄せられている。

きっと、エース君は母親の新しくなったタトゥーを見る度に、‟自分は受け入れられている” と安心した気持ちになるに違いない。親や社会にLGBTであることを認められずに、命を絶ってしまう若者が後を絶たないだけに、胸にジ~ンと来るストーリーだった。

参照元:FacebookMashable(英語)
執筆:Nekolas