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週末婚、通い婚、別居婚、事実婚など、様々な結婚の形があるように、「結婚」に対する捉え方も時代と共に変わってきた。けれども「良いときも悪いときも、富めるときも貧しきときも、病めるときも健やかなときも」という、“一生を添い遂げる決意” は変わらないはず。

今回は、そう思わせてくれる1組の夫婦をご紹介しよう。妻がうつ病に苦しんでいるこの夫婦。そして、なんとか妻の力になりたいと思った夫が愛のメッセージとして「私があなたを愛する15の理由」を送ったのだが、その感動的な内容がネット上で話題になっているようだ。

・うつ病の妻の力になりたい

米ロサンゼルス在住のティム・マーフィーさん。彼の妻モリーさんは、うつ病に苦しんでいるそうだ。なんとか妻の力になりたい。そう思った彼は、モリーさんが旅行に行っている間に、あるサプライズを仕掛けることを思いついたという。寝室の鏡に、愛のメッセージとして「私が妻を愛する15の理由」を書いたのだ。以下が、そのメッセージである。

その1:彼女は僕の親友
その2:彼女は自分自身や僕を見限ったりしない
その3:彼女は僕が仕事に没頭しても、放っておいてくれる
その4:彼女は毎日僕を笑わせてくれる
その5:彼女はゴージャス
その6:彼女は変わり者の僕をありのまま受け入れてくれる
その7:彼女は僕が知っている中で、最も親切な人物だ
その8:彼女の歌声は、とても美しい
その9:彼女は僕とストリップクラブに行ってくれる
その10:彼女は色々とツラいことを体験しているのに、人間に対して豊かな楽観性を失っていない
その11:彼女は僕の仕事のキャリアを全面的に支援し、理解してくれる
その12:彼女は気が付いていないけれど、僕は彼女のために何だってしてあげたくなる。他の誰に対しても、こんな気持ちになったことはない
その13:彼女は素晴らしい仕事とキャリアを持っている
その14:彼女は小さな動物を見て泣いたりする
その15:彼女は笑うときに鼻を鳴らす

・ネット上でも話題に「その男の手を離すんじゃないよ」

さて、旅行から帰ってきて鏡に書かれたメッセージを見つけたとき、モリーさんは夫の愛を痛感したという。そして、このメッセージの写真を海外サイト Imgur で公開し、自分がいかに感動したかをシェアしたところ、ネット上で話題に。

「その男の手を離すんじゃないよ」「彼はあなたのことが、本当に好きみたいね」と大きな反響が寄せられたのだった。

・このメッセージでうつ病が治るわけではないけれど……

しかし、そんなに簡単にうつ病が治ることはなく、セラピーなど医者の助けが必要とも、モリーさんは話している。今だって状態が悪いときの彼女は、夫に対して怒鳴りつけたり、泣きながらトイレに立てこもったりと手がつけられなくなるのだとか。

・モリーさん「彼が落ち込んだときには、私が彼を支える」

それでも、ティムさんは諦めずにいつだってモリーさんを辛抱強く支え、励まそうと頑張ってくれているという。そして、その愛をユニークなメッセージで伝えてくれたことに、モリーさんは感謝しているようだ。

「力になってくれるパートナーがいるのは、素晴らしいこと。このメッセージを見る度に、自分は独りじゃないことを思い出せる」「彼が落ち込んだときには、私が彼を支える」と Imgur 上でのモリーさんのコメントは前向きである。

以前も当サイトの “結婚4年、交際13年の記者” が、円満な結婚生活の秘訣は「毎日 “愛している” と言うこと」と述べていたように、自分の気持ちを相手に伝えることは大切なようだ。私たちはテレパシーを使うことが出来ない。だからこそ、こんな愛のメッセージが、悩めるパートナーを助けることになるようだ。

参照元:ImgurMail Online(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo: Rocketnews24