我々大人が子供だった頃とは違い、現代の子供達は携帯電話やスマホを持つようになったことで、SNSやメールでのいじめに直面する試練にさらされている。

いじめの内容が複雑化するなか、内気な性格でも友達の輪に入れる ‟仲間ベンチ” が学校に設置され、「そのアイディアが素晴らしい!」と感心する声がネットで挙がっている。そんな仲間ベンチとは、一体何なのだろうか!?

・内気な性格でも友達の輪に入れる ‟仲間ベンチ”

内気で大人しい性格だと新しい友達を作るのも大変だし、大勢が遊んでいる輪の中に飛び込んで行くには、大きな勇気がいるものだ。

そして、性格にかかわらず、どんな子供でも友達の輪に加われるように ‟仲間ベンチ” を設置したのは、米ペンシルバニア州ピッツバーグの小学校だ。ちなみに英語では「Buddy Bench:バディ・ベンチ」というのだが、‟バディ” は友達や仲間、相棒という意味である。

学校の休憩時間に、みんなと一緒に遊びたいのに自分から声を掛ける勇気がない児童が、このベンチに座ることで「仲間に加わりたい」と意志表示できるのだ。

・アイディアを出したのは小学4年生の児童達!

仲間ベンチを設置しようと言い出したのは、教師や教育委員会かと思いきや、なんと4年生の児童達だったという。そこで、児童達がPTAや教育委員会に宛てて、誰もが友達の輪に加われる仲間ベンチのアイディアをまとめた手紙を作成。

そして、そのアイディアに感心した保護者と委員会が仲間ベンチにゴーサインを出し、小学校に、‟仲間ベンチ” と書かれた真っ赤なベンチが設置されることになったのだ。

・仲間ベンチの効果はてきめん!!

仲間ベンチが設置されて以来、その効果はてきめんな模様で、分かりやすいコンセプトが児童達に受け入れられているとのこと。

ベンチのおかげで、一緒に遊ぶ子供達の数が増えているそうで、教師の一人は、「仲間ベンチの設置で子供達が学んだ事は、彼らの人生にも大きな利益をもたらすでしょう。子供達の ‟人に優しくあり続けたい” という気持ちが、シンプルに表れています」と語っている。

ベンチではなくとも、学校の一角を ‟仲間エリア” にするなどして、応用も利きそうだ。ネット上で起こるいじめには、親や教師の目が行き届かないことも多い。それだけに、こういった新たな方法を取り入れて、状況改善やいじめ対策に努めていくべきではないだろうか。

参照元:Twitter9NEWSTRIB LIVE(英語)
執筆:Nekolas

▼こちらがバディ・ベンチこと ‟仲間ベンチ”。いじめ対策への期待も高まる!