「両親にもらった体を傷つけてはならない」なんて言われたのも今は昔。最近ではピアスやタトゥーなど、体をカスタマイズすることへの抵抗は低くなる一方だ。

けれども、今回ご紹介する “カスタマイズ” が市民権を得る日がくるだろうか? それは、「皮膚の下に、“LEDライト” を埋め込む」というもの。パッと聞いてもよく分からないが、なんでも皮膚を光らせたい人が増えているとかいないとか……。

・LEDライトを皮膚に埋め込んだらこうなる!

2015年11月、「バイオハッカーズ」と呼ばれる集団が、皮膚の下に LEDライトを埋め込んだそうだ。皮膚の下に、LED だと?

百聞は一見に如かずということで、実際に写真を見てみると……ぼこっと盛り上がった皮膚の下には、5つの赤い光が並ぶコイン大の物体が埋め込まれている。なんだか痛そうだが、近未来感がパないぜ!

・クラゲの生物発光を参考に開発

これは「Northstar V1」と呼ばれる装置で、タトゥーを光らせるために、クラゲの生物発光を参考に開発されたのだとか。埋め込みは、ピッツバーグに拠点を持つ『Grindhouse Wetware』が行い、15分の手術で完了。人体に無害で、安全な技術だという。

・1万回点灯できるけど、再充電は不可能

5つの光は、センサーに磁石が近づくと10秒間点灯する。3V のバッテリーが内蔵されており、1万回点灯することが出来るが、再充電は不可能。もちろん、再手術で取り出し可能だ!

2016年には、バージョンアップした「Northstar」が市場に出回る予定なのだとか。Bluetooth も搭載されるそうなので、手を動かすだけで TV などをつけることも可能になるかもしれないという。

・2年前はタバコサイズだった装置

ちなみに2年前には、タバコサイズの装置「Circadia」が開発されており、皮膚の下に埋め込むと LED が光る上に、体温などの身体情報がアンドロイドのデバイスに送信される機能も備えていたようだ。

この「Circadia」を元にして、今回、光るだけの「Northstar V1」が誕生したという訳である。

・さらなる小型化を目指す!

そもそもなぜ、このような装置が開発されたのだろうか? 開発者の1人ショーン・サーバーさんは「バイオハックの人たちが欲しがったからだよ。タトゥーを光らせたい人が多いみたいなんだ」と話している。今後も開発を進めていき、装置の小型化を目指すとのこと。

装置がネット上で紹介されたところ、「1万回しか光らないだなんてヒドいね」「俺はいらない」などの意見が見られたが、あなたは皮膚の下に LEDライトを埋め込んでみたい?

参照元:Oddity CentralMail OnlineFacebook(英語)
執筆:小千谷サチ