海外で、タトゥーはファッションの一部として見なされ、若い女性もワンポイントで首の後ろに入れるなどして、日本ほど抵抗はないようだ。かといって、一度入れてしまったら完全に消すことができないだけに、どんなデザインをタトゥーとして体に刻むか、悩むところだろう。

そんな、入れるのに勇気がいるタトゥーを、ある有名タトゥー・アーティストが「デザインは丸投げ」を条件に、無料で提供したというのだ! あなたなら、彼を信用して全てを任せることができるだろうか?

・「デザインは丸投げ」を条件に無料でタトゥーを提供!

デザインを全て丸投げで無料でタトゥーを提供したのは、生化学者だったという異例の肩書を持つ有名タトゥー・アーティスト、スコット・キャンベルさんだ。

彼は、ニューヨークで開催されたイベント「Milk Gallery:ミルク・ギャラリー」で、客が壁に開けられた穴から腕を出し、スコットさんがタトゥーを彫るプロジェクトを行った。彼いわく、アーティストが全てをコントロールして、どこまで客が信用してくれるかという実験だそうだ。

・出来上がるまで分からないタトゥーは、まるで福袋!?

なんだか、開けてみるまで分からない福袋のような感覚だが、タトゥーだけに、気に入らなかったら袋の中身を友達と交換するという訳にはいかない。イベントでは、くじ引きで選ばれたラッキー(!?)な25人が、スコットさんに全てを託すこととなったのだ。

ほとんどの人が、「信用しているから、好きなようにしてください」と彼に告げたとのことで、かなり肝が据わっているではないか! スコットさんは、「タトゥーアーティストは生み出すデザインにおいて、完全に自由を与えられることはありません。なので、人がどう思うか心配せずに仕事ににのめり込めます」と語っている。

・客よりもアーティストがナーバスに!

壁の向こうにいる、客の人柄や好みもスコットさんにとっても謎なだけに、思いっきり想像力を働かせられるに違いない。タトゥーは、全て手のひらサイズの黒一色のデザインで、彼は、客の前腕に骸骨やバラの花、死神や蝶といったデザインを彫っていった。

アーティストに完全なる信頼を置いていた客はリラックスモードだったが、逆に、全てを託されたスコットさんの方がナーバスになっていたようである。

タトゥーアーティストと客の信頼関係を試すイベントは、大成功だった模様だ。筆者は、今までに一度もタトゥーを入れたいと思ったことはないが、やはり入れるとしても、デザインと彫る場所は自分で選びたいなと思ってしまった。

参照元:InstagramMashableMail Online(英語)
執筆:Nekolas