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こんにちは、佐藤です。丼ってのは、いまさら言うまでもなく、ご飯のうえに具材が乗っかっているものを指す……、はずである。ところが、東京・新宿三丁目の「だいこんの葉菜」の穴子天丼は、たしかに乗ってる。乗ってはいるけどもやね、はみ出しまくっとるやないかい! 穴子天とご飯の接点が、ほんの少ししかないぞ!!

・名物の穴子1本揚げ

お店は新宿三丁目の飲食店街の一角にある。私は、このお店が巨大な穴子1本揚げ丼を出すことを、随分前から知っていた。しかしランチの時間に訪ねることが出来ないまま、月日は流れていったのである……。タイミングは悪くて、いつも準備中だった。

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・半地下があるお店

そんなある日のこと、ついに穴子天丼を食らうチャンスが訪れたのだ! 期待と興奮でお店に入ると、まず店構えに驚いた。このお店、外観からではわからないのだが、中は結構広い。入ってすぐにテーブル席が少しと、その奥の座敷。さらに半地下の席まであるじゃないか。

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・茶碗だけでなく、お膳からもはみ出している

テーブル席に座り、注文はもちろん穴子1本揚げ丼セット(1000円)。ざるそば、もしくはたぬきそばのいずれかを選択する。待つこと約10分、思ったよりも早く運ばれてきた。茶碗の中から、ニョロリと揚げたての穴子がはみ出している。いや、茶碗が乗ったお膳のうえからも完全にはみ出してるじゃないか!

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・箸で持ち上げるのも大変

あまりの長さに穴子天はグニャリと折れ曲がり、ご飯とは少ししか接していない。コレを丼と呼ぶべきなのか!? それにしても、どうやって食べたらいいのか一瞬迷う。やはり半割にすべきか、それともガブリとかぶり付くべきか。とりあえず、箸で持ち上げると……。ヌオ~ッ! 割と重いぞ、これまでに食べて来た天ぷらのなかでもっとも重いかもしれない。

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・衣サックサク!

思い切ってガブリとかぶり付くと、衣サックサク! その中から穴子の柔らかな食感。ホクホクの噛みごたえに思わず顔がほころんでしまう。ご飯にもたっぷりとかかった甘いタレが、穴子の自然な美味しさを引き出しているようだ。これだけのボリュームで1000円はお得。思い切り穴子にかぶり付きたい時には、これしかないだろ!

・今回訪問した店舗の情報

店名 味処だいこんの葉菜
住所 東京都新宿区新宿3-11-1
営業時間 11:00~14:50、17:00~翌4:30
定休日 日曜日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

▼だいこんの葉菜の穴子1本揚げ丼セット(1000円)、ざるそばかたぬきそばを選べる
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▼穴子デカすぎ!
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▼そばが完全にオマケ状態に
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